容姿・経歴・その他メモ

　FHセル“スカヴェンジャーズ”のセルリーダー。情報操作、特に隠蔽工作を得意としており、工作員として暗躍している。
　慎重で用意周到。仕事には真面目だが金にがめつい。直接的な戦闘は「戦うのは苦手なんだよなァ」と渋るが、当人がそう感じているだけで実力は一線級。
　異食症を抱えており、人肉、特に

過去について

　幼少期は片親の貧困家庭で育った。母親は小学生の時に過労が祟って寝ている間に死んだ。当時は母親の死を理解できず、救急車の呼び方も警察への連絡方法もわからなかったため、どうすることもできず死体をそのまま放置し、最終的には飢えに耐えかねて腐敗した母親の死体を食べて凌いでいた。その後異臭に気付いた近隣住民の通報で駆けつけた警察官に発見・保護され施設行きに。この出来事がきっかけでトラウマに近い形で食人嗜好に目覚め、以来空腹感を覚えると「死体を食べなければ」という強迫観念に駆られるようになった。また、金銭に執着するのもこれまでの困窮した生活が原因。
　19年前、覚醒の反動で死んでしまったオーヴァードの死体を偶然見つけ、そうとは知らず食べてしまったことでレネゲイドウイルスに感染し、オーヴァードに覚醒した。高校を卒業するまでの間、手に入れた力を使って食人目的の殺人を繰り返す生活を送っていたところ、FHから勧誘を受けて現在のセルに加入。その際に親友をオーヴァードに覚醒させてFHに引き込んでいる。そして数年前、前任のセルリーダーがUGNと内通していた裏切者に殺害されたため、その後釜として指名を受けてセルリーダーに就任した。

FHセル“スカヴェンジャーズ”について

　ひとつの会社が丸ごとセルとなっており、寂れた小さなビルに拠点を構え、表向きは特殊清掃業者の看板を掲げている。
　しかしその実態は、裏社会の人間や組織からの依頼で死体処理・証拠隠滅・現場清掃等々を請け負う“掃除屋”。FHにおいても、直接的な戦闘より他セルの任務の事後処理や情報工作が主な役割となっている。死体は大抵の場合北上の食事に回される。
　セルメンバー同士の交流はさほど活発ではないが、“清掃”における連携は抜群。過去には他セルに壊滅させられたUGNの支部を丸ごと“清掃”してのけたこともあるが、北上曰く「無茶振りが過ぎる。二度とやりたくねぇ」とのこと。相当大変だったらしい。

セッション履歴