容姿・経歴・その他メモ

■容姿
　身長：166ｃｍ
　体重：ひみつ
　血液：О
　髪色：黒　
　肌　：色白
　顔立：目が大きく、キュート系の顔立ち。しかし、頭身が高い為、アンバランスだと本人は思っている。
　体系：肉付きはいい方。運動をするのは好きな方なので筋肉は割とそれなりについているが、身体が硬い。
■人物像
　ごく普通の女子高生。性格は妙に人当たりがよく、純真で素直でプラス思考。
　特にこれといって得意な事がなく、本人は凡人である事から脱却する事をいつも夢に見ている。
　ただ、実は割と何でも卒なく熟せる能力を持っているが、必ず何かミスを犯す為、本人はそれでプラマイゼロだと思っている。
　彼女には将来の夢もなければ、やりたい事も特にない。
　周りからは何でもできると言われるが、本人にとっては上手くできた“手応え”が常にないからだ。
　だからこそ、無意識のうちに自分には突出して出来る事なんてないのかもしれない、と、思い込んでいる。
　趣味は他人の非凡エピソードを聞く事と、自分の人生における比較的非凡なエピソードランキングを作る事。
　また、非凡エピソードランキング第一である“ぐちゃぐちゃトラック無傷事件”を打倒する事も目標としている。
　学校では基本的に友達同士を取り持つ仲介役を担っており、気が付けば他人と交渉する事が上手くなっていった。
　なお、本人にとってはこれも普通の範囲内なので、非凡とはいいがたい模様。

履歴

私にはお父さんがいない。
ずっとお母さんと一緒に暮らして来た。

でも、人と違うのはそれだけ。

特に得意な事もないし、成績も普通……
ごめんなさい。
ちょっと成績は悪いかも……。

でも、それも平凡って言えるよね。

それくらいしか自己紹介で書けるところがないくらい平凡って事。

今は高校に通ってて、進路どうしよっかなーってぼんやり考えてる感じ。


生来の夢も特になくって、先の事を考えても実感がわかなくって…

私は本当に普通。


あっ、でも

そういえば、小学校の頃。

私が事故に遭ったって聞いたことがある。


っていうのも、もう昔の事過ぎて覚えてないのと
その時の記憶が曖昧って言う事があるから。


あの時は……どうしたんだっけ？



お母さんが言うには、運がよかったんだって。



ぐしゃぐしゃになったトラックの前に居たのに
私は無傷だったらしい。



その話は今でも私の中で非凡エピソード堂々の第一位に輝いてて
定期的に話題に出してるくらいにはトップクラスに変な話。


でも、最近この第一位に迫りそうな非凡エピソードが生まれそうな予感がするの！


っていうのも
最近見る夢の話。


夢の中で私はカッコいい能力者で
あっ、世界観的にはたぶん能力バトルもの？

敵対する組織があって、私はそいつらと戦ってるの。

で、その世界では私は最強なんだって。
クールでカッコよくって
ながーい刀でビルをバラバラにするの。

ただそれだけだったら、お年頃の私が見る痛い夢なんだろうなって思ってたと思う。


でも、ある日
私が私に話しかけてきた。

「君は、誰だ？」

いつも、そこで目が覚めるの。
彼女は私なの？
それとも別の誰か？

妄想が止まらない！

そういえば、その話をお母さんにしたら意外な反応が帰って来たんだった。

「貴女の願望の具現かしらね」

「でも、あまり深入りしない方がいいわ」

「ほら？桔梗は自分が思ってるよりすごい子なんだから」

「だから、もしそんな夢を見ても忘れなさい」


お母さんはそう言って、仕事に行っちゃった。
いつもなら笑い話にする所なのに、その日に限ってはなんか真面目で…
そういえば、私のトラック事故の話をする時も同じような感じだっけ。


でも私はやっぱりあの夢を忘れられない。

なんだか最近あの夢を見る頻度が増えた気がするし。


もしかしたら
平凡で、何にもない私を変えてくれるかも……なんて。

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