容姿・経歴・その他メモ

経歴

神城グループの分家を「名乗る」一派、上代家の長女。兄を一人、妹を一人兄妹に持つ。
神城グループの先々代会長の子息が当主を務めている主張する上代家が、「神城早月さまのお力になる」という目的で神城グループに送り込んだ。
その主張の真偽はともかく、上代家の真の目的は神城グループの実権の掌握であり、神城早月に取り入る事で会長派を引き連れて神城グループから分離し、『上代グループ』に取って代わろうというのを最終目的としている。

次代の当主は長男である玲華の兄であったため、玲華は『献上』されることとなった。特別な任務も任せられる秘書（そしてスパイ）として神城早月の懐に潜り込むため、オーヴァードに覚醒する実験を施される。
しかし、生まれたときから家の目的の為に生きる以外の選択肢を与えられてこなかったこと、自分を目的達成の駒としか見てこなかった上代家に辟易していたことに加え、神城早月と話したことで逆に彼女の器にほれ込んでしまったことで完全に任務を放棄し上代家を裏切る。現在は会長派の社員として心底から秘書務めをしている。また、上代家とは自ら絶縁を申し出、神城早月に害する行動をした場合は『相応の対処』を行うと宣告した。

アイドルとしての上代玲華について

通称『レイちゃん』。
決めゼリフは「さあ、アイスブレイクです！」
クール系ストイックアイドル。
笑顔を見せる事は滅多になく、ミステリアスかつ合理的な雰囲気を醸し出す。しかし唯一、ライブが成功した時のファンの笑顔を見た時に自然と笑みがこぼれるらしく、そのギャップにやられてファンになる者も多い様子。
歌、ダンスの練度を高めることを重要視しており、自主レッスンが0時を超えてしまうこともしばしば。
本人曰く、「普通のアイドルならば体調管理の観点から見て論外でしょうが——まあ、私、オーヴァードなので」とのこと。ただし、このストイックさはあくまで玲華本人のキャラ作り･個性のために行っているため、仲間にはその練度を強要しないことを信条としている。

アイドルを目指した理由は、表向き『利益の凄まじいビジネスだから』としているが、本来の理由は至ってシンプルな『子供の頃に憧れたから』というもの。自分の人生を歩ませて貰えなかった玲華にとって、輝く自分を魅せる職業であるアイドルはある種の希望であった。
『利益が見込める』と神城グループを言いくるめ、グループの支援を受けて行うアイドル活動は、まさしく趣味と実益を兼ねていると言える。

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