容姿・経歴・その他メモ

国連の南欧や北アフリカ地区幹部などを歴任する父親とそれを支える母親の元に生まれる。
健やかに育っていたある日、両親が海外赴任に離れた時ある組織に誘拐されレネゲイド覚醒措置の実験体となる。
オーヴァードとして覚醒したあと裏社会を流されギルド日本支部幹部のフェルナンド・フランコに保護される。
彼の元で久方ぶりの人間らしい生活を味わい彼を父か兄のように慕っている。
しかしギルドはオーヴァードにまだ慣れておらずエフィメラに力の制御を教えることはできなかった。
そのためフェルナンドの勧めでUGNに偶然を装い接触しその一員となった。
ようやく自分の体の不思議な力を理解し心身ともに安定したあとは故郷に帰って学業を正式に修め両親とも久しぶりの再会をした。
彼女の失踪のほとんどの期間をフェルナンドやUGNらが偽装したため両親は彼女が長期留学をしていたと思いなんの問題もなかった。
その後は日本に戻りUGN支部長としてFHと戦い後進を導く日々を送っている。

だがなんの憂いもなく両親と日々は戻らず無垢な自分だった頃の憧憬と重ねてファザコンマザコンになる一方、自分が苦しんでいることにまるで気がつかず結局自力で帰ることになったことは心に落差を生み、
フェルナンドを恩人として第二の父として慕う一方、彼の目的は自分の手駒になるオーヴァードを手に入れることでそのために保護もしUGNに送ったのではないかという疑念は尽きず、
UGNの理念には賛同しているものの、野良オーヴァードを見かければ保護＝勧誘し戦力に仕立て上げるというまるでオーヴァードとはイコール兵士であるかのような振舞いは不快感が拭えず、
正式なギルドの一員ではないものの関係を伏せてUGNにいることは負い目であり、ギルド側からは鍛え終わった後は戻ることを期待されているのではないかと思うと足元が落ち着かない。
光と氷を操る彼女のエフェクトとは反してその心はなにも決断できず真っ直ぐでも輝かしくも透き通ってもいない。

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