容姿・経歴・その他メモ

N市のUGN支部の支部長。どこか達観したような雰囲気を見せたかと思えば、ゆるい発言や行動で周りを困惑させる変な男。甘党であり支部の色々な場所に甘味を隠しているが、大体の場所はバレており部下につまみ食いが公認となっている。
趣味はギャンブルであり、回収率は低いが本人曰く「あのひりついた瞬間を勝っているだけ。勝負は二の次」とのこと。また、遊ぶ金欲しさに無茶をやらかしていたとの噂もあるが真偽は不明。
彼が覚醒したのは約10年前、趣味の一つである登山の時であった。
山頂に到達した瞬間に全身が光のようにどこまでも伸びて何かと溶け合う感覚を覚える。

その時は、登頂の高揚感による錯覚だと思い下山したが、次の日から世界のありようが一変することになる。
歩いていると時折、光と溶け合うあの時の感覚が蘇り気が付けば知らない場所に移動していたり、手にした物がぐちゃぐちゃに何か別の物へと変容しかけているではないか。変わらないのは馬券の回収率だけであり、極めつけはUGNを名乗る謎の組織の人間との接触であった。

ハッシュ・ストリゴィを名乗る男から説明される自身の症状の名と、裏側の世界。荒唐無稽な話だが、そうであるといつ現実を体験した彼はその話を信じるしかなかった。
ハッシュからUGNへスカウトされると、一度は断ろうかと思ったが、「突然発生したこの力が、ある時突然無くなるは決してありえなくはない。」「ならば、無力に戻ったその時に世界が荒れていたら困る。なので維持する為にもある程度の貢献は必要だろう」と思い直し、UGNへ入ることを受諾する。

それから5年、様々な出来事があったがどうにか続けていた彼が空いたN市支部の支部長というポストに推薦され、自身が目にかけていた人材を回収しつつその個性的なメンツと共に、支部長としての活動を始める。

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