容姿・経歴・その他メモ

蓮の花から産まれたレネゲイドビーング。
蓮は昔から神聖な花とされており、さらにその蓮は大昔から変わらず咲いているなどで縁起のいい花とされてきた為、願掛けの様に人の願いを聞かされる事が多かった。
特に多かったのが第二次世界大戦の最中だった、家族や友人の安全を願われ、大切な人の冥福を願われ、敵国の死を願われ続けた。
たかが一輪の花に本気で願いを託したかは定かではなくとも蓮の花はそれを受入れるしかなかった。
そして戦後。
家族も家も失い空腹に耐えかねた少女がその蓮を食べてしまう、普通の蓮であれば茎や葉を食べる事が出来るが、悲しみや後悔そして願いを溜め続けたその蓮は既に無自覚にもレネゲイドビーングとして覚醒してしまっていた。
その日とあるアメリカの駐屯地が何者かに襲撃されそこにいたアメリカ兵全員が死亡した。
表向きは地元の住人が起こした暴動とされたがそれはたった1人の少女の手によるモノだった。

それから暫く蓮は願いを叶える為に力を使った、だが自分が力を使い願いを叶えたにも関わらず人々は悲しみの表情を浮かべる。
人間は理解出来ない、お前達が望んだ事をしたのに何が不満なのだろうか。
蓮は人の願いを叶える事は止めて自分の意思で人間を救済し始める。
確かに多くの人の命を救ったかもしれない、だが結局蓮にとって命の重さとはその数でしかない。
相手が善人だろうが悪人だろうが関係ない、悪人10を助ける為なら善人が9人犠牲になっても構わない、現にそれでいいと蓮は思っているし、個人の命の価値など知ったことではない、この価値観は現在も変わっていない。それに世の中の人間は善人でも悪人でもない。
だがそんな行動が納得出来る人間なんていない、蓮の行動は再び人々への不満を募らせる。
それでも人の為を思い人を殺し人を助けた。
そんな事を続け数十年が経ったある日、とある遺産適合者が暴走し多くの人間の命を奪った。
今までも自分と同じレネゲイドを持つ者達と戦った事はあったが、奴は全てが異質だった。
蓮は駆けつけたUGNと協力し適合者を仕留めた、その時出会ったのが鵜飼 雄二だった。
鵜飼に遺産の事やUGNの事を聞き、蓮自身も遺産は危険と判断し遺産から人を守る為にUGNへ入り遺産管理局に所属を希望した(鵜飼からの推薦もあり無事入隊)。

ちなみに背中の羽は木製、トップスピードを出す時に展開し光を纏う。

蓮の花言葉 救済 神聖 清らかな心

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