容姿・経歴・その他メモ

「私の仕事は私がこなす。そちらの仕事はそちらがこなす。いい線引きだろう？」
「待ちたまえ、なんだいこの量は」
「残念ながら私は君たちのように軟弱な体に生まれてないのでね、徹夜を4日分など造作もな……誰だい私のコーヒーに塩を入れたのは」

　山神黒砂(やまがみこくさ)と呼ばれる人物から生まれたレネゲイド・ビーイング。年齢不詳。黒砂の「レネゲイドの謎を解明する」という意思を強く受け継いだ性格をしている。
　特注の白衣を纏い、レネゲイドウィルスに関する実験を繰り返してはさらなる実験に繋げる熱心かつ少しイカれた研究者。
　好きなものは羊羹。苦手なものは炭酸。

　以前までは黒砂の跡を継ぎ、UGN内部のEXレネゲイドを保管している「モノ・アラマドラ・オウル」という部署で部長を勤めていたが、前支部長の長期療養と人員不足が重なり、見多良市支部に臨時で着任することに。
　一度は経験しておきたい役職だったからちょうどいいと頷いた白奈だったが、当然のことながら支部長と部長の二足の草鞋を履くはめになり、多忙に追われている。「正直ここまで酷使されるとは思わなかったよ」とは白奈の談。最近字を書くのが早くなった。
　このまま前支部長が帰ってこなかったら正式配属になってしまうのだろうか。そう思いながら白奈は今日も地味な作業をこなしていく。

　黒砂からあらゆるものを引き継いているため、多数のEXレネゲイドを所持している。だが白奈に扱えるものはその3割にも満たない。
　そのため基本的には貸し出したりしているが、噂では白奈にしか扱えないEXレネゲイドもあるんだとか。
　業務に忙殺されているため、このところコレクションの様子を見に行けていない。「この仕事が終わったら私、一度アラマドラに帰るんだ……」が口癖になりつつある。帰れたためしはない。

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