容姿・経歴・その他メモ

　FHに拉致され、遺産「謀略の牢獄」を組込まれてオーヴァード化させられた。
　そのせいで権威や抑制、束縛に対して異常なまでの反発心を持つようになってしまった。
　UGNに救出され保護されようとしたものの、庇護下に置かれる事を頑なに拒絶。
　蒼を改造したFHセルは国際犯罪組織でもあった為に、何か話が大きくなったりややこしくなってしまう。
　何やかんやあって最終的にテレーズ・ブルムが「いいですわかりました。UGNに所属しなくても構いませんが、その代りN市支部が保護観察のような形態で見張ります。蒼くんの意思は尊重しますが、我々も勝手にやります（#^ω^）ﾋﾟｷﾋﾟｷ」と決定を下した。
　霧谷とN市支部長かわいそう。

　友達らしい友達がいないと自認しており、本人はそれを苦にしていない。
　元々、自分から友達を作るのも苦手で、班割りなどの際もメンバーに迷惑を掛けない程度の対人関係を保ちさえすれば良い、と考えているタイプ。
　3ヶ月前のFHセルとの戦いを「人殺し」と受け止めており、本来なら自分は服役囚であるべきで、安穏と学生生活を送る資格のない存在だと思い、非オーヴァードの一般人に対して距離を置くようになった。
　オーヴァードとしての異能を他人に隠す必要性と、人間の形をした生命を殺めた罪悪感が混濁し、自分を含めたオーヴァードは原罪を贖って生きるべきと思い込んでいる。
　その贖いは、非オーヴァードの頼み事を断らず、困りごとには助力するという形で自分に科している。戦う訓練もなく経験を積み重ねる事もなかった為、他者を傷つけ殺した事実との接し方を知らないのだ。

　しかしイージーエフェクトを含めても、何ら超常的な知覚範囲や手段を持ち合わせていない為、オーヴァード事件に首を突っ込んだりオーヴァード犯罪に巻き込まれた一般人を助けたりといった機会に巡り合う事もない。
　蒼の主観では、陰キャな上に人殺しで、クラスの輪の中で笑ったりするなど許されない底辺カーストだが、クラスメイト達の客観的には誰の頼みも断らず困っていたら手伝ってくれて、何ら見返りを求めない変わり者となる。

※UGNに対して嫌悪感や敵対心を持っている訳ではないです。
　3ヶ月のFHテロ絡みで、後藤さんや宇井さんに脱出の助力をしてもらっていると考えると、好奇心や心細さから「3ヶ月もUGNと距離を置いておくのか？」というのがあって、蒼の方に「UGNに深入りする気になれない・ならない理由があるとしています。
　これは後藤さんや宇井さんからも3ヶ月接触して来なかったであろう状況に、組織としてUGN側の理由や個人的な考えによる行動の結果（例えば危険なオーヴァード事件に関わらせたくない、個人の自由や日常を守ってあげたいなど）とすると、「ハンドアウトやトレーラーを見る限りでは、蒼と春香が後藤さんや宇井さんの案件と関わってる様子もないのに、遠ざけていた蒼を急に事件解決の為に用いようとする」みたいな役回りをさせてしまうかも知れないと考えたからです。
　こちらに要因がある方が、全体が自由かつポジティブにPC間の関係を作りやすいと思いました。
　後藤さんや宇井さんや霧谷優吾の考えや責任で、蒼の待遇や方針が決まった訳ではない事と、蒼が距離を置きたいと考える原因を別に吸えるという構造を作る為に、もっと上層であるテレーズ・ブルムに設定上の憎まれ役をしてもらう形にしています。
「一緒に仕事する社員さんは皆いい人達なのに、何か申請とかする先の部署の人たちは、自分を下に見てる感じで気分悪い」ぐらいの感じと、「地元警察の管轄事件にFBIとか来て現場に口出しまくってウザい」みたいな感じを、3ヶ月前にテレーズ・ブルムから食らってしまった（しかも後藤さんとか宇井さんは仕事を増やされた）ぐらいのイメージで設定しました。

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