容姿・経歴・その他メモ

『リングマスター』神原舞良斗　かみはらまいと　30歳
性別・男性　でもオネエ
イージーエフェクト『瀉血』により20代半ばほどの本人が『一番キレイ』とのたまってやまない頃の容姿を保っている。

バイセクシャルの性善説主義者。悪いやつもきっと改心するわ、きついお仕置きが必要だけどね！という信条の元、自由気ままに支部長業をしている。若いオーヴァードのカウンセリングやＵＧＮチルドレンの教育・育成の腕はそれなりのもので、その点に関しては日本支部長も一目置いているらしい。
コードネームは『演技責任者＜リングマスター＞』新任のエージェントがこの支部で訓練し、別の支部に行くことも少なくない。

中学生の頃、UGNが管理する、レネゲイドウィルスの研究施設で働く科学者であった両親と共に原因不明の爆発事故に巻き込まれ、家族もろとも死亡する。しかし運命のいたずらか、オーヴァードの力に覚醒した神原のみが蘇生。それ以降は事後処理に来ていたＵＧＮエージェントの夫婦に引き取られ、夫婦の本当の子である年の離れた義弟、義妹とともに愛情を受けながら育つ。

両親は神原にＵＧＮに入ることを強要せず、神原もそんな養父母に甘える形で医学部に進学、一般的な人生を歩むつもりでいた。しかしある日、養父母が自宅に読みかけで置いていった数日前に起こったFH関連の事件の資料の中に、神原は見知った顔を発見する。会ったことがあるわけでも、何者なのかもわからない。だが、薄れゆく事故の記憶の中に、確かにその男の影があった気がする。ＦＨ幹部エージェント、イスカリオテ。あの事故の原因は人為的なものと聞いてはいたが、もはや恨みは薄れていた。誰かを恨み、憎んだところで両親は帰ってこない。しかし、神原は知りたかった。なぜあの場所に、この男が居たのか。何のために、何の思惑があって。

そう思った神原は、間を置かず養父母に告げていた。ＵＧＮに入りたい、と。その後は持ち前の前向きさで研鑽を重ねていき、大学を卒業するころには腕利きのエージェントへと成長。新人育成や面倒見の良さを買われ、現在は支部長となっている。
性善説を唱える身として、どんな時でも公正でいなければならないといつも自分に言い聞かせている。

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