北海道の稚内市うまれだが、両親とともに逃亡生活をしていたため故郷という概念がない。
足がつかないために出生届も出されず、戸籍登録もされてなかった。
両親は詐欺師であり、いろいろな人間をだまして金を手に入れ生活をしていた。
未祥は親が犯罪に手を染めているのは知っているが両親がもってきてるお金で自分は裕福な生活ができている、また子供ゆえのお金を稼ぐことの大変さを知らなかったため、両親を嫌悪することはなかった。

12歳になるまでは。
めずらしく長期滞在した場所で友人ができたのだ。
会話をしていくうちに自身の置かれている現状に疑問を持ち出した頃、友人の家族が両親の詐欺被害にあい、追い詰められた末に友人諸共一家心中を実行してしまう。(友人はギリギリ助かったが、これがきっかけでオーヴァードになる)
未祥は大切な友人が傷つけられたことに怒りを感じ、親を刺してしまいレネゲイドウィルスが活性化、オーヴァードになる。
その後、UGNに引き取られ友人と共にUGNチルドレンとして育つ。同時に一般的知識、学力もここでみにつけた。

そしておとなになって友人と共にエージェントとしてジャーム絡みの事件事故を解決していたが
ある日、強敵との戦闘の末、友人がジャーム化。
それをおさめるための戦闘における爆風に巻き込まれて5年ほど生死を彷徨う。
死の淵に立ったのが原因かノイマンのシンドロームにも目覚め、
現在は最前線から身を引いて後方支援およびN市支部長を務めている

また友人の実子を預かっており、その子もオーヴァードとして目覚め、動いているため心配している。

祥は「さいわい」、それに否定である「未」がついているため「未だに幸せになれない」ことをあらわしている。