ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ロウェリー・アリゼンベルグ - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“薔薇の鍵を持つ者”ロウェリー・アリゼンベルグ

プレイヤー:あるてぃめっと☆とり

年齢
19
性別
星座
乙女座
身長
169
体重
A4用紙3枚分
血液型
不明
ワークス
情報屋
カヴァー
一般人
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
薔薇の猟犬
HP最大値
29
常備化ポイント
10
財産ポイント
10
行動値
13
戦闘移動
18
全力移動
36

経験点

消費
+400
未使用
264
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
一般家庭
経験
喪失・別れ
邂逅
友人
覚醒 侵蝕値
素体 16
衝動 侵蝕値
殺戮 18
侵蝕率基本値34

能力値

肉体2 感覚4 精神5 社会3
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長 成長 成長1 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC8 交渉
回避1 知覚1 意志4 調達2
情報:UGN2
情報:FH2
情報:ゼノス1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 童話の怪物・薔薇の猟犬
深見雫 友情 劣等感
葉月聡十郎 信頼 不安

メモリー

関係名前感情
"家族" ”家族” 懐旧 それは近いような、遠いようなーーー優しい記憶
"友達" ”友人” 懐旧 もうあの日々には戻れないのはまだ悲しいけれど
"故郷" ”故郷” 懐旧 私は前を向いて歩いて行きます。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
使用により非オーヴァードをエキストラ化、またこの使用中....使用するエフェクトの侵食を0にする、この時のラウンド終了時、またはシーン終了時侵蝕が1d10上昇する。
薔薇の庭園 1 常時
自身がワーディングを展開中自身と自身の従者がエフェクトを使用する時、エフェクトのlv+3また判定を行う場合はさらに達成値+11
濃霧の群体 1 常時
自身がワーディングを展開中、受けるダメージが0になり、あらゆる効果受けない。従者は1シーンに一度に10体まで登場させることができるようになり、1シーンに作成できる従者の数の上限を無くす。。
霧の怪物 1 イニシアチブ 自動成功 自身 視界 6
能力値が自身と同じで全ての技能lvが0の従者をlv体までをそれぞれ任意の場所に未行動で登場させる。
濃霧の迷宮 1 マイナーアクション 自動成功 シーン(選択) 視界 4
自身がワーディング展開中使用可能、対象を任意の場所まで移動させる。対象はこの効果を拒否できない。
無貌の霧 1 マイナーアクション 自動成功 シーン(選択) 視界 4
自信がワーディング展開中に使用可能、このラウンド間、対象の射程を10mまでに制限する。(射程が10m以下の場合はその射程を使用しなければならない、またこの効果はタイタスの不利な効果を打ち消す効果により打ち消すことが可能)
薔薇の一撃 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 単体 視界 4
攻撃力lv×4+8の射撃攻撃を行う。自身のワーディング適用中この攻撃に対して対象はドッジを行えない
童話の獣 1 メジャーアクション シンドローム 4
自身のC値を-lv×2する、下限値4。
在り得ざる力 1 メジャーアクション 〈RC〉 4
組み合わせた判定のダイスを+lv×2+1する
燻り狂える霧 1 メジャーアクション シンドローム 対決 4
組み合わせた攻撃の対象を範囲に変更。ダメージを相手の装甲を無視して計算する
噛み砕く霧の牙 3 メジャーアクション 4
あらゆる攻撃に組み合わせることができる。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力をlv×8する。
童話の怪物:薔薇の猟犬 1 メジャーアクション 自動成功 シーン 視界 20+2d10 120%
自身が”薔薇の庭園”の効果を受けている時使用できる。対象を戦闘不能にする。このエフェクトは自身の従者に使用させることはできず、他のエフェクトと組み合わせることができない
超越者の眼力 1
超越的能力 1
無面目 1

コンボ

”薔薇の猟犬”

組み合わせ
〈薔薇の一撃〉〈燻り狂える霧〉〈童話の怪物〉〈嚙み砕く霧の牙〉〈在り得ざる力〉
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲
射程
視界
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5+3
8
8
36
100%以上
5+5
6
8
48

ワーディングを使用しない場合
攻撃力36~のRCの射撃攻撃:射程視界の範囲攻撃

”薔薇の猟犬”

組み合わせ
〈薔薇の一撃〉〈燻り狂える霧〉〈童話の怪物〉〈嚙み砕く霧の牙〉〈在り得ざる力〉
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲
射程
視界
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5+9
4
8+11
72
100%以上
5+11
4
8+11
84

ワーディングを使用する場合
攻撃力72~のRCの射撃攻撃:射程視界の範囲攻撃
ドッジ不可

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
”薔薇の猟犬” 自身のシンドロームを薔薇の猟犬ワンダースナッチのピュアブリードに変更する。
この時経験点を支払って薔薇の猟犬ワンダースナッチのシンドロームに取得することができる。
このキャラクターは"薔薇の猟犬"以外のシンドロームのエフェクトを取得することも使用することもできず、ワーディング展開をしている場合はワーディング以外のリザレクトやイージーエフェクトも含む一般エフェクトも使用できない。
またワーディングの効果が変化する。
”魔女の烙印” リレーション/一般 自身が戦闘不能になった時、このキャラクターの取得可能なロイスが全てタイタスとなっている時、HPを1d10点回復し戦闘不能から復活する。これはこのキャラクターのロイスを取っているキャラクターによって行われる攻撃には発動せず、とどめも条件を満たしたキャラクターによる攻撃によってのみ有効となる。

REC
効果不明
”伝承防御” 自身がワーディング展開中にのみ有効。ダメージを5d軽減する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 30 181 0 45 266 264/530
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

パーソナリティ

貴家 春花(さすが はるか)
東京近郊に住んでいる青く澄んだ瞳と長い金髪の髪が特徴の少女。白い外殻を持つ様々な獣の従者を使役して戦うブラム=ストーカーのオーヴァードであり、つい最近UGN幹部から実力を買われイリーガルとして活動して始めたという。

過去(情報UGN23or情報FH16ぐらいで抜ける)

本名ロウェリー・アリゼンベルグ "薔薇の鍵を持つ者"
過去に欧州各所で観測されたレネゲイド関連の事件である"霧の町"において確認されている唯一の生存者
"バンダースナッチ"の能力解明のための実験体として様々な組織にたらい回しにされていた過去を持つ、つい最近までUGNでも"バンダースナッチ"の能力解明のため彼女に対する実験が少なからず行われていたが、UGN内部での彼女を一人の人間として尊重すべきという意見ももと現在はUNGの保護のもと新しい身分を使い一般人として生活をしつつUGNのイリーガルとしても活動している。
シンドロームはブラム=ストーカーのピュアブリードであると考えられているがそれだけでは説明できない力もあり実態は正確なシンドロームは現在でも不明。
"バンダースナッチ"のものと同じ霧を発生させる力とそれによって生み出される猛獣を従者として使役する力を持つが出力は本元のものと比べ大きく劣る。また能力の制御がオーヴァードとして訓練を行った今現在でも不安定であり、能力の全力使用をした場合は暴走の危険性があり、出力が不安定で周期的に力が増減する。

"霧の町"事件 (情報UGN13or情報FH11ぐらいで抜ける)

"バンダースナッチ"と呼ばれるジャームによって起こされた事件であり、町1つが深い霧によって飲まれその町の住人全員が血痕のみを残して消えるといったものであり、この強大なジャームによって民間人、事件解決を担当したUGN:EU支部、FHそれぞれに大きな被害が発生したが、UGN本部の精鋭部隊が投入され交戦、その部隊は行方知れずとなったが、再び"バンダースナッチ"による"霧の町"事件は発生しなかった為、この事件は収束したとされた。

"バンダースナッチ" (情報UGN15or情報FH13ぐらいで抜ける)

童話の怪物の名前を冠するジャームで"薔薇の猟犬"とも称される街を埋め尽くすほどの霧とその中に発生する猛獣の群れ、神出鬼没で強大な力を持つこのジャームによって多くの民間人、UGNエージェントが犠牲となった。霧の性質としては霧はオルクスの領域に近いものであると考えられているがその霧から猛獣の群れが作られている、領域の発生源が確認されないことから現在では霧そのものがジャームの本体である考えられておりまた現状のシンドロームだけでは説明できない超常的な能力も多数見られた。
それぞれの猛獣は猟犬、鳥、龍など様々な形態を持つがそのどれもが"輪廻の獣"の仮面と似た似た白い外殻を持つ。

真実

彼女の正体それは"バンダースナッチ"その落とし子である。数多の人間の中で唯一このジャームのレネゲイドウイルスに適応しオーヴァードとして覚醒した。
"バンダースナッチ"は遥か古代より存在するレネゲイドの古代種、ある"神格"から産み落とされたという現代では既に失われたウロボロスシンドロームの進化の果て、歴史の中で失われたとされたものの1つである。その特異性は現在のシンドロームに当てはまらない常軌を逸したモノである。
"バンダースナッチ"の能力は殺戮に特化している領域であり獣、正攻法による攻略法は存在しない。霧そのものがこのジャームであり、霧の中に入るということは既にこのジャームの胃袋の中に入るに等しい。そのため霧の中に入った者達は一方的に殲滅された。
ロウェリーは"バンダースナッチ"の能力を十全に扱えないのは、本元基準で彼女は赤子同然の状態、成長段階であるからである。本元ほどの街を覆うほどの霧を発生させる、その内部に蠢く大小さまざまな猛獣達の制御、霧の内部の物理法則の書き換え、等を十全に行えるようになるのは最低でもあと700年程度必要。
しかしまだまだ成長段階で十全でないにしてもその力は強大無比である。少数で質は劣るものの従者の制御、自身を霧に変える、霧の領域を扱うなどの能力は一般的なオーヴァードとは比較にはならない力であると同時に諸刃の刃でもある。

帰郷

フランスのマルセイユその南部、そこにポツンと墓地がある。"バンダースナッチ"の被害者、その共同墓地である。
公に語られはしないが、あの化け物によって奪われた命、それをせめて祀るためにと事件収束後UGNの手により密かに作られた。
...そして彼女は自身と向き合っていくことを決めた。これはその第一歩...

花束を持った少女は昔を思い出しながら歩みを進めていた、その歩みはどこか不安げで悲しい表情をしていた。
「...エマ…ルネ…ジャック…アンドレ…お母さん…お父さん…皆…」
つい思ったことが声に出る。彼女にとっての友達、家族はあの時みんな居なくなった。そう
「もう10年も前…なんだよね…自分の中で決着をつけたつもりになってたけど…いざこうなると駄目だな」
「(やっぱり、怖い....)」
心の中でそう思う

あの夜の事はまるで昨日のことの様に覚えている。街が霧で包まれたあの日、みんなどこからか現れた化け物と“霧”に食べられて死んだ…私も死んだ筈だった。
目が覚めた。その時は私は自分の中にある恐ろしい記憶は全部夢だと思った。だけど、そんな事はなかった。
辺りを見渡して初めに目に入ったのは赤い壁、赤い床、赤いベッド、それの赤が自分そして家族の血であることは子供の脳でもわかってしまった。
その後は家を飛び出して、町を歩き回った。私みたいな人が自分以外にもいると思っていた。だけど、自身の歩きなれた道を進んでいけばいくほど「そんな事は無い」ということを私に確信させていった。
「...みんな...どこ...どうして...みんな..みんな本当に...」
あの町で私は一人ぼっちになった...

...そのあとは何かを喋る大人にどこかに連れて行かれた。その先からUGNの人達に助けられるまではただ色んなところに連れて行かれて、閉じ込められて、蔑まれて、痛いことをされて…あまり詳しく思い出せない。
ただ痛くて、くらくて、怖い...それだけ。

「…行こう、皆きっと待ってくれてる...行かないと...」

足取りは重い、しかし一歩、一歩ずつ前へと歩みを進める。

そうしているうち彼女は殺風景な墓地にたどり着く、霧の街事件での失踪者共同墓地だ。

「…ここだよね…やっぱり最も早く来るべきだった…そう、もっと…早く」

一人の少女は歩みを進め一つの石碑の前で立ち止まり話し始めた...

「...みんな?久しぶり?私、ロウェリーだよ…」
「あはは、驚いた?まぁそうだね…ここに来たのはこれが初めてだし…ごめんね…今まで会いに来なくて」
「…私ももう19歳だよ…この10年間でいろんな事があったんだ…」
少女はそのまま話し続ける
「あの夜が明けてから大人の人達に連れて行かれちゃってさぁ…それでこの力についてとか色々分かった…皆を殺したあの霧の事が…」
「それで、色々知らされてさ...世界が脆く崩れてしまうもので...私はもう...人間じゃないって...」
「私だけがあの時の霧の力を使えるって、その後は色んな大人の人にたらい回しにあって…酷いことも言われたし、凄く痛いことも沢山あって…」
「大きな事件に巻き込まれたりもして…それでまた人がいっぱい死んだり…私が…殺し…」
「………」
長い沈黙が流れる。そして彼女は振り絞るようにまた口を開いた。

「でもっ!…いい人にも会えて…私のことを…守ってくれて…人として認めてくれて…こんな私でも生きてていいって言ってくれて。その人達のおかげで今の私があるんだ」
「沢山…沢山の物を返しきれないぐらい貰って…」
「それでね!今はその人達に恩返ししようと色々頑張ってるの!その人達の力になれるように…」
「………」
「あはは.....」
「…やっぱり…駄目だな…私…」
彼女も頭の中では理解している。そんなことは、絶対に実現できないと...
「…寂しいよ…どうしようもないと自分では分かってる、分かってるけど!…でも…みんなと…また会いたいよ…」
「どうして…あの時に私だけ生き残って…!こんな事に…」
「ねぇ…!私を…私を一人にしないで…一人は寂しいよ…」
「……ぅう…うわぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁ!!!!………」

そうして少女は泣き崩れた...泣いて、泣いて...今まで彼女が味わった苦しみ、孤独は常人では想像もできないことだっただろう。

そうしてひとしきり泣いたあと彼女は顔を上げた。
何かを決意した顔で前を向き直って口を開く

「…情けないなぁ…こんな風に泣いて…久しぶりに…みんなの前にこうして立ってるのに…」
深呼吸をする。自身の決意を再確認する。自分は、これをするために此処に来た、此処に立っているのだから。
「…みんなに1つお願いがあるんだ…」
「...私は助けてもらった人達に恩返しがしたい。だからこんな私でも頑張って生きてみよう、この命を他の人の為に使おうと思ってるんだ」
「だから私は皆の代わりになんて言わないけどこれから頑張って生きていくよ」
「だから...10年待たせた私が言う事じゃないかもしれないけど…」
「また来年...ここに会いにくるから...ここに帰ってきて待ってて...」
「それが、私のお願い」
「私、これからも生きて行く...胸を張って行きたいんだ!」
少女は石碑に花を手向ける。

「じゃあまた来年!…みんなまたね、絶対会いにくるから!また待っててね!」
最後にそれを言い残して、彼女は墓地を後にした。

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