白兵型の傭兵、幼い頃、名をはせた名家に生まれ将来は約束されたものとされていたが、事業の失敗によりそのまま没落し最終的には一家心中を図り、その中で幼いながらに唯一の生き残りとなる。その後とある人物に拾われ、育てられる。出自と経験により、人を深く信用しない質であり、傭兵として各地へ飛びながら戦闘に参加することで生きていくこととなる。ちなみに、定住する場所は定まっておらず、宿泊施設や知り合いの家に素泊まりしたり、一時的に部屋を借りたりすることもあれば野宿することもある。
戦場では生まれつきの能力も生かし、そこそこの結果と報酬を得ており、生きていく上では問題ない状態であった、あの女に会うまでは。
とある戦場でバッティングした女性傭兵の春蕾（ちゅんれい）に圧倒的な力量と土濃塚曰くめちゃくちゃな戦法で自身の手柄ごとまるっと持っていかれ、自身のこれまでの自信やら築き上げてきたものを踏みにじられたような怒りからその傭兵に執着のようなものがある。何とかあの女より上でありたい、こいつにだけは負けたくないと力をつけ、学をつけ…として言った結果、それに応えるかのようにオーヴァードに覚醒する。ちなみに、春蕾自体は土濃塚の事を「面白い人間」だと思っている。本人が知ることはないのだが。

ノイマンのピュアブリードで、主に自身の思考を張り巡らせて適切な方法を導き出し殴る白兵型。いかにもな事を言っているが一周回って脳筋である。
基本的に武器を持たない質の為、そこら辺にあるものを利用して武器に変えて戦闘する。基本的に何でも武器に変えるので、ナイフなど尖ったもの、石や枝、挙句の果てにはそこら辺の柱や柵を折って武器にする事もある。何にでも可能性を見出し武器として使用するところがある。本人自身が様々なものを武器として使う面から、巷では『人間兵器（ジ・ウェポン）』というコードネームがつけられた。
本人曰く「こっちの方が余計なコストもかからないから」とのこと。

オーヴァードとしての能力に目覚めてからも、その力をも自分のものにしていく中で、合理性を突き詰めていった結果能力をある程度自在にコントロールできるようになる。
戦闘内では、火力をあげる為に使用している。

身長は高めで、少し筋肉質、桃色の髪で短髪。傭兵というには整った顔立ちをしている。
性格は基本的に春蕾の事を覗けば冷静で聡明ではあるが闘争的な面もある。相手が強ければ強いほどどうやって打破するべきか考えるのが楽しい。ざっくり言えば知性のあるバーサーカーである。合理的主義。
自分のペースを平気で崩しにくるタイプの人間が苦手、プライドが高めではあるが自身の苦手なことを覗けば割と寛容。
好きなものは黒蜜やきなこのついたお菓子

1人称:俺/2人称:あんた/3人称:○○、○○さん