“英雄ならざる者”羽月 雫
プレイヤー:バジリスク
「主役になれねェアタシでも、
誰かの為に戦うことぐらいは出来るだろ?」
- 年齢
- 18歳
- 性別
- 女
- 星座
- 牡牛座
- 身長
- 162cm
- 体重
- 47kg
- 血液型
- B型
- ワークス
- UGNチルドレンC
- カヴァー
- 高校生/役者
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ウロボロス
- ノイマン
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- +20=22
- 財産ポイント
- 1
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
経験点
- 消費
- +19
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 両親は共働きだったが、大きな問題は無かった。「そんな面白いモンでも無かったしな。今の方が余っ程マシだ」 | |
---|---|---|
安定した家庭 | ||
経験 | 鷲山玲奈に、全てを奪われた。「………勝ち逃げしやがって…」 | |
裏切られた | ||
邂逅 | 春日恭二とは何度か戦った仲だ。手の内は知れているはずなのに毎回一緒に地獄に落ちてくれる。「アイツみてェに無様に死ぬのだけは嫌だな」 | |
腐れ縁 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 「アタシは生まれながらにして役者だった、っつーコトだな。ったく、因果な出生だぜ」 |
生誕 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | 「ここで死ぬなら…アタシは所詮その程度のヤツだったって事だ。ここで生き残るなら…アタシは天に生かされてるって事だよなァ!」 |
闘争 | 16 | |
その他の修正 | 8 | 原初の赤+3、原初の白+3、ブラックマーケット+2 |
侵蝕率基本値 | 41 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 6 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+0 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 2+3 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | 4 | RC | 3 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | ||
情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 復讐者 | ― | ダメージ算出の直前に使用する。そのダメージに+[自身のHP最大値-自身の現在HP]する。1シナリオに1回まで使用可。取得時、ロイスひとつを復讐の対象としてタイタス化する。このタイタスは昇華しても、アフタープレイ時に元通りになる。 | ||||
復讐対象 | 鷲山 玲奈 | 純愛 | / | 憤懣 | 「アタシから全てを奪ってトンズラしやがったあのクソビッチを、アタシは絶対に許さない」 | ||
相棒 | “相棒” | 友情 | / | 不信感 | 「約束、果たすまではくたばれねぇな」 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
原初の赤:ウルトラボンバー | 5 | メジャーアクション | 〈射撃〉 | 対決 | 範囲 | 至近 | 5 | ― | |
攻撃力+[(LV×5)+5]の射撃攻撃を行う。リアクション不可。このエフェクトを使用したメインプロセス終了時、HPは0となる。自身対象不可。1シーンに1回まで使用可。侵蝕率基本値を+3。 | |||||||||
原初の白:時間凍結 | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 7 | 80% | |
他エフェクトと組み合わせ不可。イニシアチブプロセスでメインプロセスを行う。このメインプロセスは行動済みでも行え、行動済みにならない。HPを20点消費する。1シナリオ1回まで使用可。侵蝕率基本値を+3。 | |||||||||
無形の影 | 1 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 4 | ― | |
あらゆる判定と組み合わせ可。このエフェクトを組み合わせた判定は【精神】で判定を行える。1ラウンドに1回まで使用可。 | |||||||||
コンセントレイト:ウロボロス | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
組み合わせた判定のクリティカル値を-LV(下限7)。 | |||||||||
零距離射撃 | 1 | メジャーアクション | 〈射撃〉 | 対決 | ― | 至近 | 2 | ― | |
組み合わせた射撃攻撃のダイスを+LV個し、射程を至近で固定する。同一エンゲージ不可の武器でも使用可。 | |||||||||
浄玻璃の鏡 | 1 | リアクション | 〈RC〉 | 対決 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
ドッジ判定を〈RC〉で行う | |||||||||
ブラックマーケット | 2 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
常備化ポイントを+(LV×10)。侵蝕率基本値を+2。 | |||||||||
完全演技 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
個人の人格を細部まで模倣し、顔つきや声まで誤認させる程の迫真の演技を行う。GMは〈知覚〉による判定を行わせてもよい。 | |||||||||
まだらの紐 | 1 | メジャーアクション | ― | 効果参照 | 効果参照 | 視界 | 1 | ― | |
影に知覚能力を持たせる。あらゆる隙間に入り込んでその先のものを見聞きしたり、端末化した影を他人の影に紛れ込ませ会話などを盗み聞きしたりできる。隠れている人物を見つける場合は〈知覚〉で判定する。 |
コンボ
淵源より来たりし悪意
- 組み合わせ
- 《無形の影》+《原初の赤:ウルトラボンバー》+《コンセントレイト:ウロボロス》+復讐者
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 6
- 8
- 4-1
- 30+(HP最大値-現在HP)
- 100%以上
- 6+3
- 7
- 4-1
- 35+(HP最大値-現在HP)
- 6
「アタシと共に…地獄へ堕ちようぜェェェェェ!!!」
自殺志願者の奇行、或いは己の死に擬似的な意味を持たせようとする行いの反復。その溢れんばかりの狂気を以て、零距離で最大火力の銃撃を叩き込み、自分諸共敵を爆殺する(演出上武器を使うが、判定には含まない)。
この攻撃に対してリアクションを行うことはできない。この攻撃を行ったメインプロセス終了時、自身のHPは0になる。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Quetzalcoatl | 20 | 射撃 | 〈射撃〉 | -1 | 9 | ー | 20m | PDW相当品。 同一エンゲージ対象不可。マイナーアクションを使用する事で、そのメインプロセス中、これを使用した射撃攻撃の対象を範囲(選択)に変更する。この効果は1シナリオに1回まで使用できる。ぶっちゃけ高いし取る意義薄いけど原作再現の為にはコイツしか無かったんだ…。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ウェポンケース | 1 | その他 | ― | Quetzalcoatlをオートアクションで装備できるようになる。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 10 | 139 | 0 | 0 | 149 | 0/149 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
容姿
赤目黒髪の少女。前髪は斜めパッツンで、長めの髪をツインテールにしている。目はつり目気味のジト目。胸はそれなりにあり、パーカーなどの緩めな服の上からでも膨らみが確認できる程度。服装には特に頓着がないが、赤と黒が入った服を好んで着る傾向がある。また、立ち絵では反映していないが、歯を剥き出しにして笑う口が描かれたマスクをつけていることが多い。
経歴
一般家庭に生まれ、波風の少ない幼少期を過ごした。7歳の頃、地域の劇団に入団。そこで彼女は、己の人生を変える2つの経験をすることとなる。
まずは鷲山玲奈との出会い。2つ上の先輩であった彼女は、やや内気だが美しく優しくカリスマ性に溢れた…言わば「理想の先輩」であった。鷲山と羽月はすぐに仲良くなった。そして羽月は、次々と主要な役を与えられて舞台上で輝く鷲山に対抗心を燃やしていくようになる。
そしてもう1つは、能力への目覚め。彼女は生まれつきのオーヴァードであったが、しかし幸か不幸か、彼女の持つシンドロームはウロボロスとノイマン。他のオーヴァードと出会わない限りはせいぜい「たまに影が変で」「とても頭が良い」程度。演劇の稽古を始めるまでは、彼女も周りも、羽月雫がオーヴァードである事に気づいていなかったのだ。そして稽古を始めたことで、周囲の環境に合わせてレネゲイドが活性化したのか、「完全演技」のエフェクトが少しづつ顕在化していく。…だが、これが不味かった。
完全演技は他者の人格まで模倣する。そして多くの場合、演劇の登場人物…特に重要な役は、激しく感情を突き動かされるような経験をする。普通の役者ならば、それをあくまで役の出来事として処理できるだろう。だが、完全演技で「完全に模倣された人格」を自身に憑依させていたとしたら?ましてや、まだ若く心も未成熟な羽月がそんな事になったら?…少なくとも、いい効果は及ぼさないだろう。羽月の「特殊な演技」に気づいた者…鷲山玲奈の進言により、彼女は少しづつ華々しい役から遠ざけられて行った。自然な演技で舞台全体のクオリティを底上げする『脇役』と完全演技の相性は良く、羽月は名脇役としての立場を確立していくが、しかしこれにより、羽月の対抗心はますます強く燃え盛っていく事となる。
羽月が鷲山に噛み付き、鷲山がそれを笑顔で窘め、周りの大人達も微笑ましそうにそれを見守る…そんな日常が長く続いていって、そして。羽月雫16歳、鷲山玲奈18歳の、ある夏の日。
鷲山玲奈は、舞台上で毒を仰ぎ、死んだ。
鷲山は毒親から過度な干渉を受け、それにより精神を病んでしまった。そして彼女の内気な性格により彼女は誰にも相談できず、問題は膨れ上がる。やがて彼女は「このままでは死んでしまう」と悟り、舞台上で「役者として」死を選んだのだ。…だがそんな事は、羽月にとってはどうでもよかった。これまで羽月は、持ち得る全てを、鷲山を超えるために捧げてきた。鷲山を超えることが、彼女にとって生きる意味にすらなっていた。だが、彼女は死に、そして羽月の「今」生きる理由と、彼女を超えるため努力してきた「過去」と、それによって報われるはずだった「未来」を…彼女の「全て」を奪っていったのだ。…羽月は、人生の意味を無くしてしまった。
「………勝ち逃げしやがって…」
鷲山の葬式でそう一言、表情筋の死んだ顔で一声つぶやくと、彼女はそのまま手近なビルの屋上から飛び降りて…そして、リザレクトエフェクトにより生還した。
この一件によりようやく羽月雫はUGNに捕捉され、そして16歳という遅さながらも、UGNチルドレンとして組織に加入した。通常、16歳というある程度精神的に成熟した年齢で日常と決別するのには多かれ少なかれ葛藤があるはずだ。しかし羽月にはそれが無かった。…最早、鷲山の居ない日常に、意味など無かったのだ。その心に残っていたのは、最早自分から全てを奪い去っていった鷲山玲奈への憎悪と、決して叶う事のない復讐心だけだった。
「よ、初めて見る顔だな。アタシは羽月雫、英雄ならざる者って呼ばれてるモンだ。…ダセェ異名だよな。」
「アタシは結局、一度たりとも主人公にゃなれなかったんだ。ウケるだろ?」
「黙ってろ…!自分の命捨ててでも勝ちに行く覚悟のねェヤツの事を…雑魚っつーんだよ…!」
元役者のUGNチルドレンの少女。好物はフライドポテト。ロシアンハードバスミュージックをよく聴いている。
口は粗暴で喧嘩っ早く、スケバンか何かと誤解される事も多いが、しかしながら少なからず日常を知っているだけに根っこの部分はマトモ。困っている人が居たら何だかんだ言いながらも助けてしまう、ツンデレ的性格である。しかし彼女にとって絶対的な主人公であった鷲山へのコンプレックスからか、「主人公」「主役」といったワードには敏感。「自分は主人公では無い/主人公になれない」という強迫観念じみた情念を抱えており、彼女にとっては彼女自身の人生の主人公すら常に「他人」なのだ。彼女が時折見せる他者への優しさも、主人公という概念への無意識的な憧憬が見せる、打算的なものに過ぎないのかもしれない。
「経歴」の欄に記した過去の出来事の影響により、彼女は異様な程に「日常」や「自分の命」といったものへの執着が薄い。与えられた任務には従順だが、自分の身への執着の薄さ故に、己の身を蝕み、時には傷つけるような攻撃も平気で行う。こういった行動から「自殺志願者」や「刹那主義者」と解釈される事もあるが、しかしそれは必ずしも正しくない。彼女は本質的に、あらゆるものに「意味」や「意義」を求める意味論者であり、そして自分の人生に対してもそのスタンスを貫いている。そして、鷲山を喪った事による精神の混乱の最中、彼女は「自分の人生が『完成』し、それに意味が与えられるには、自分が死ぬしかない」という認知の歪みを抱いてしまった。彼女が自分の身を顧みずに任務達成・敵殲滅に拘る理由はまさにこれであり、即ち彼女は鷲山により奪われた己の人生の「意味」を、擬似的な死を繰り返すことで必死で手繰り寄せようとしているのだ。
戦闘時は基本的に、愛銃「Quetzalcoatl」を抱えて敵陣に突っ込み、零距離射撃で1人ずつ確実に仕留めていく戦法を取る。そして相手が隙を見せれば、即座に彼女の代名詞とも言える自爆技、淵源より来たりし悪意で自分諸共敵を滅するのだ。また補助として、ノイマンの超頭脳と『完全演技』を用いて現在の状況に対応出来る疑似人格を作成・憑依させ、即応性の高いウロボロスシンドロームを用いて緊急事態への対処を行う、といった、元役者としての経歴を存分に活かした小技も魅せる。
履歴
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2024/07/06 オンリーロンリーヒーローズ
たった1人の舞台で、悪役は英雄になった。
レネゲイドが消えた世界で、たった1人の役者として戦い抜いた話。我武者羅に足掻き続けてたら最高のハッピーエンドに辿り着いた。たとえ仮初の舞台でも、彼女がどれだけ欲してもなり得なかった「主人公」を演じられたことは、きっと救いになり得るだろう。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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フルスクラッチ作成 | 19 | ||||
1 | 2024/07/06 | オンリーロンリーヒーローズ | youkrid | バジリスク |