容姿・経歴・その他メモ

安定した幸せな家庭に恵まれ、そこそこ優秀になった高校三年生。勉強、運動ともに上位の成績で、得意な科目は物理、数学。

都会に比べると田舎にあるT市の中学校の出身である。つまり実家暮らし。そのときからの、親友である【小野寺　優斗(おのでら　ゆうと)】と共に朝田高校に合格し、今でも仲が良い。友達は多くない方で、ある程度仲が良いクラスメイトはいるが長い時間を共にする友人はほとんどいない。本人は自覚していないが、能力は優秀で、運動能力は上位25%以内　成績は上位10%以内くらいには入っている。ただ、この学校には、新名主や支倉などの有名な人が多くいるためあまり目立つことはなかった。部活動にも所属していない関係で、時間はある。(友達はいない。)

今回のお祭りも小野寺と二人で来ることになるのだが、、、

【新名主　彩華】　高校で遠くから見かける程度で話をしたことはない。（株）NINAの社長令嬢で常に使用人をつれているらしい。

【支倉 月那】　高校の行事で、一緒の班になったことがあるがあまり仲良くはなれなかった(と思っている)。小野寺と一緒にゲームをしたこともあったがボコボコにされた。

履歴

2022年後期定例ダブルクロスB卓　（とりあえず完成とするが誤字脱字しかり、読みづらさしかりあると思うので心して見ること！）

第一話　『"F" Performance』

　「せっかくN市の高校に来たんだから、祭りでも行こうぜ！！」 今回の事件のきっかけはそんな「小野寺　優斗」の気まぐれだった。祭りの最中、近くの路地裏に迷い込んだ。そこにいた謎の人物、後にFHの「春日 恭二」だと分かるのだが、その男に赤い宝石のような何かを無理矢理飲まされてしまった。それによってジャーム化しかけていたところを、突然あらわれた「天羽　佑」に助けられた。その後UGN愛知県のN市支部で保護され、UGN関連の話を聞かされた。当時はとんでもないことに巻き込まれてしまったなと思ったが、支部内に学校の後輩であり、支部の先輩である「支倉 月那」や「新名主　彩華」がいたため、なんとか受け入れることができた。
　その後色々あり、すぐにN市祭りでUGNの活動に参加することになった。そこでは、祭りで調査や戦闘などの活動に参加したのだが、オーヴァードになってしまったせいかジャームといわれる敵を倒すのにためらいがなくなったような気がする。これからどうなってしまうのだろう。

第二話　『"T"and"T"』
　
　前回の騒動のすぐ後、新名主さんから話があると言われ、学校の目の前で待っていた車で家に連れていかれた。すごく目立ったし、小野寺や他のやつらへの言い訳も考えておかなくてはならなくなってしまった。新名主さんの話も衝撃だったし、とても面倒なことに巻き込まれてしまった。
　FH関連の事件は人が多く集まるところにでよく起こっているらしい。今回はN市のハロウィンイベントで事件が起きる可能性が高いということで支部のメンバーで向かうことになった。ハロウィンイベントということで、支倉さんはメンバーのみんなと仮装をしたがっていた。支部の他メンバーである「夜吹　颯」や「有明　実」は仮装に乗り気ではなかったのだが、支倉さんの圧に押され、結局新名主さん以外は仮装をすることになった。(新名主さんはいつも仮装のような服装をしているため特に仮装はしていなかった。)
　会場で聞き込みをしていると、春日を見つけた。そのときは前回と様子が違ったが、こちらと敵対する意思がみられなかったのが不思議だった。しかし、そこで爆発が起こった。調査によると、レネゲイドウイルスを活性化させ、ジャーム化させる赤い煙に一般人が巻き込まれてしまったらしい。俺は今までこんな惨劇にも気づかずにいたんだなと思うと、少し怖くなった。そして、その首謀者が一般人にまぎれた出店者だったことにまた驚かされた。それと同時に、自分がまだオーヴァードとして完成されていないことを実感した。もっと強くならないと。

第三話　『"T you, help us"』

　11/19「暁星祭」が始まった。今年で高校最後の文化祭だったが、まさかこんな形で迎えることになるなんてな。俺たちのクラスでは「メイド喫茶」をやることになった。初日は仕事が入っていなかったため、N市支部の高校生組と店を回ることになった。メイド喫茶は新名主さんや安良田さんの協力により、完成度の高いものになった。だが、小野寺がメイド服を着て女装したいと言い出し、実際にメイドとして働いていた。(結構ウケはよかったらしいが、、、)そして、流れで俺も執事として働くことになってしまった。本当は裏方の仕事がよかったんだが。
　しかし、「暁星祭」は何事もなく終わることはなかった。N市支部が全員集合し店を回ろうとしたタイミングで事件は起こった。文化祭の実行委員長である「御堂　希」が見覚えのある赤い石を壊していたのだ。すぐに全員で話を聞きに行くと、どうやらミスチベス・クレイジーが学園内に赤い石を４つ隠したということだった。どうしてそんなことが分かっているのか疑問に思ったが、御堂さんが協力的であったため、とりあえず石を探すことにした。赤い石はすべて見つかった。途中赤い石があばれだす等のトラブルがあったが何とか対応できた。その後、希さんから色々と話を聞いた。どうやら姉の「御堂　愛」がミスチベス・クレイジーに捕らわれてしまっているとのことだった。赤い石のありかを知っているのもその姉から教えてもらっていたらしい。（新名主との件もあったので、俺は先にその話を聞くことになったのだが。）その後、俺たちは希さんと協力関係を結び、校庭に現れた「クイーン」を名乗る敵達を撃退した。
　...何か嫌な予感がする。何か大きなものが動き出しているような、そんな気がする。

第四話　『Let's Keep Being Good F』

　「暁星祭」が終わってすぐ、UGNの人たち「天羽　佑」「天羽　命」「猫本　遊星」が失踪したとの情報が入った。どうやらまたミスチベス・クレイジーが関わっているらしい。おそらく捕らわれてしまったのだろう。そう思いながらも、調査をしていると、学校の屋上に天羽兄弟を発見した。高校生組で話を聞いてみるも、操られているようで連れて帰ることはできなかった。そしてクリスマスになった。N駅前のクリスマスツリー。一般人も多くいて、幸せなクリスマスを過ごしている。それをよそにUGNのN市支部の面々は赤い石について調査していた。どうやら、体内に埋め込まれた赤い石は破壊すれば効力を失うらしい。ただし、１年以上体内に石があった場合は例外で、石を砕こうとすると体まで壊れてしまうらしい。新名主さん...そう考えていると新名主さんが見当たらないことに気づく。探すために館を訪れたところ使用人の「安良田　花音」さんから手紙を渡された。新名主さんからのものだった。俺はそれを読んでいろんな感情が湧き出てきた。悲しみ、呆れ、怒りといった感情が入り混じっていた。それと同時に助けに行かないとと思った。俺をオーヴァードとして育て導いてくれた新名主さんに恩返しがしたいと思った。そして俺は花音さんに必ず連れ戻してきますと言い残し戻ることにした。
　戻ってきたときにはもう遅かった。新名主さんはすでに敵に操られており、その横には俺の、「影縫　拓也」の"偽物"がいた。おそらく、その"偽物"を本物の拓也だと勘違いさせられているのだろう。その偽物は強かった。今の俺よりも一回りほど強いと感じたが、仲間と協力して何とか倒しきることができた。そして、同じく操られていた「御堂　愛」の協力により、新名主さんは何とか一命をとりとめた。よかった。その後、調べていると特効薬についての情報があった。どうやら赤い石の浸食を抑える効果がある薬が残り2本存在しているとのことだ。薬は特殊なもので相当精通している研究員、それこそ御堂愛さんほどの人でないと難しいらしい。
　調査の後、N駅に向かう。そこにいたのは、天羽佑、天羽命、「高垣　宗義」の3名。高垣という男は夜吹さんの恩人であり、長い間探していたらしかったが、今はFHの手に落ちてしまっているようだ。結局、我々は戦闘をすることになった。戦闘をしながらも赤い石が周囲に影響を及ぼさないよう配慮しつつ戦う必要があったためUGN側は苦戦を強いられたが何とか倒しきることができた。最後は矢吹さんが高垣さんを倒していた。
　すべてが終わったあと、俺と花音さんは新名主さんに説教をした。新名主さんは一人で抱え込む悪い癖があったからそこは改めてほしいと思う。同時に、俺も新名主さんに頼り切りになのはダメだと感じた。UGNのエージェントとしてふさわしい人間にならないと守りたいものすら守れなくなってしまうんだな。

第五話　『-With T "and" F Smile -』

　12/25 クリスマスの事件の事後処理が終わりそれぞれが必要なことを行っていった。御堂　愛に協力を仰ぎ、特効薬の複製を頼んだり、天羽兄弟と話をしたり、新名主さんに説教をしたり等それぞれ様々なことを行った。ここからは俺の話になるが、新名主さんは考えるのが得意だが一人で考え込み結論を出してしまうという悪い癖があった。しかし新名主さんは今回の件を反省したようで、今まで見たことがないほど弱気に見えた。もっと自分の身を大切にしてほしいな。
　12/31 大晦日。ハロウィンで訪れた地にディメンションゲートが開かれたと知らされる。そして今回の事件に深くかかわっているUGN支部が突入部隊として選ばれた。現場ではたくさんのオーヴァード達が厳重に周囲を警戒している。そんな中我々は意を決してゲートの中に突入する。あたりを見渡すとそこは赤い空間で、何人かのジャームもいるようだ。そしてさらに、そこには「クイーン」がいた。そいつは主を「チシャ」と呼び、その邪魔をさせなたいめ立ちはだかってきた。そいつは今まで戦ってきた部下たちを呼び出し、人形として戦わせていた。その非道さに新名主さんは何か思うところがあったようだが。
　我々はクイーンを倒し、話をしていた時であった。突然、「猫本　遊星」が上から現れ、クイーンにとどめを刺そうとしたのだ。なんとか止めて、支部長が話をする。過去に何かあったようだが、あいつは「世界を幸せにする」とかなんとか言っていたが、その目的のためにUGNに潜伏しスパイ活動をしていたのだからかなり執念があるのだろう。しかしそこで戦闘にはならず、猫本は一度撤退した。巻き込まれた空間の中、我々が入手した情報は以下のとおりだ。
　『ハロウィンの時に取り込まれた人々はこの空間に取り込まれ赤い石によってジャーム化しているようだ。赤い石を砕けば助けられそうだが数が多すぎる。どうにかしなければ。真上には広いゲートがあるようだ。空だけは通常の世界のもののようだ。また、ロケットは赤い石でできており何かが仕込まれていて危険だ。』
　その後我々は猫本を発見した。しかし、ジャームの数が多すぎて、倒しても倒しても沸いて来るためきりがない。このままではジリ貧だ。そう思っていた時、「天羽　佑」「高垣　宗義」「天羽　命」「御堂　愛」そして、故あってその場にいた「春日 恭二」が助けに入り、UGN全体で猫本を倒すために力を合わせる。そんな人々の期待に応えるかのように、俺と夜吹さんそして支部長が攻撃し、有明さんがみんなを守り、新名主さんがそれらすべての支援をした。そして、最後俺が猫本にトドメを刺した。赤い石を盛られ突然勝手に覚醒させられた怒り、育ててくれた新名主さんへの感謝、オーヴァードとしての使命感、そういった様々な感情が入交っていた。猫本は撃退した。しかし、ここにいる大勢のジャームをどうにかしなければならなかった。そこで我々はとある作戦を実行する。猫本が赤い石を散布するために用意していたロケットに複製してもらった特効薬を入れ散布することで薬を広範囲に与えるというものだ。ロケット打ち上げ時のカウントダウンが偶然にも2022年の終わりと重なった。すべてが終わった後、俺が佑くんの先生になったり、新名主さんが愛さんを雇おうとしていたりなどいろいろあったが、それはまた別の話だろう。

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