容姿・経歴・その他メモ

13歳、神の子に深い信仰を捧げるハヌマーン(自覚なし)。
両親に先立たれた後目が悪く病気の妹と二人で暮らしており、困りごとを手伝うなんでも屋のようなことをしながら生計を立てている。
幼い頃から仕事と人助けに駆け回っており、その区画で彼の事を知らない者はいない。
日々自分達を守る神の子に恥なく誇れる民であろうという意識を常人以上に持っている。縋るような気持ちに近いのかもしれない。
平和を乱す化け物を強く敵視している。

戦闘でやることはスピードスターのエアロドライブ添え。

化け物のせいで母さんが死んでから、父はおかしくなってしまった。
心が乱れたのは俺も同じだった、だからどんなに酷く当たられても我慢出来た。
けどミストに手を上げた時、それであの子の光が奪われた時……

ミストを傷つけたそいつも、ミストを守れなかった自分も、いなくなって欲しくて強く祈った。
そしたら、父はいなくなっていた。俺は今もここに居るけど……

俺達を助けてくれたのはきっとあの時祈った"神の子"だ。
だから慕い続けている。くだらない祈りを叶えさせてしまい、恐れ多いと思っている。

あの日からずっと恩に報いる人間になるために、出来ることをやっている。
あの日からずっと"痛い"。報いに耐えかねて自分がいなくなるその時までは、出来ることを……




・ミスト・ミラネイジ
妹、物静かで心優しい少女。
重く長い病を患っていたところ、父からの暴力で視力の殆ども失ってしまう。
兄が駆け回り用意した薬や医者の手により最近の体調は芳しい。
目が治る見込みは無いと言われている。

心苦しいが、父とよく似て来た自分の姿が見えなくて良かったと思っている。



・神の子
自分とそう変わらない年に見えたような気もする。
自分たちを守ってくれた恩を強く感じている。
憧れが肥大し、淡い恋心にも似た感情を持っている。
宗教めいた縋りつきの感情も持っている。



・父親
神の子の手を汚してしまうようなくだらなく愚かな人間。
自分に勇気があれば逃げ出して妹を守れたかもしれないのに……

神の子を救いに身を粉にして駆け回っている。妹もだんだん良くなってきた。
けど全部遅い。鏡を見るたび顔を顰めている。



父親を殺したのは無自覚のままに振るった自分の化け物の力。

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