容姿・経歴・その他メモ

「あらいらっしゃい、私の賢しき友、今日はどんなお話をしようのかしら？」

人形のように繊細な肢体と雪のごとく真っ白な肌を持つ少女。
常に穏やかな口調で喋り、淑やかに振る舞うその仕草を見れば、どこかの育ちのいいお嬢さまに思われるかもしれない。
一見純真無垢な少女に見えるが、時には年齢に見合わせない老成のような一面もうかがえる。

「でも、楽しいお茶会もこれでおしまい、いい子たちはお眠りの時間」
「いつまでもお外でふらふらすると、いたずらの妖精にさらわれてしまうよ？」

正体は、かつてナチスが行っていた"遺産"に関する実験により生み出されたムシトリスミレのレネゲイドビーイング。
彼女を兵器として運用するナチスの企みだったが、直後に制御不能に陥り、脱走させてしまう。
その後彼女を捕獲するために何度も追手を派遣したが尽くしてその餌食となり、偶然にナチスを抗うMI6に出会い、協力者としてのポジについた。
起源が植物だからか、光や植被の操作に長じ、幻影を作り人の目を欺くほか、もっとも恐ろしいのは酸液を生み出し、捕獲した獲物を文字通りに"溶かし尽くして捕食する"という、その無邪気な姿から想像しがたい残虐な能力。元々をいえば、元になるのは食虫植物なのである意味ふさわしいであるが。

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