容姿・経歴・その他メモ

人間だった時代の本名は不明。白人種であることは確かで、主人格は既に死亡している。
とある神話を元に生まれたレネゲイドビーイングが、死亡したての彼女の願いを聞き届けることで憑依、そのまま支配する。
脳死はしたものの、肉体はギリギリで生存していたため、その脳死体を都合よく扱うことで活動を開始する。

この体の持ち主の願いは、過ぎた人類文明の発展抑制。
環境を破壊し、世界を自己の在り方で塗りつぶすその生き方を、どうやら彼女は是としていなかったらしい。
体を貰った以上、その願いくらいは叶えてやらなければならないと、退化論を研究。
その果てに"退化の書"と呼ばれる発掘隊の手記へ辿り着き、世界の真理を見る。

自分が生まれた理由は、面影島事件以降、急激に増加するレネゲイドビーイングの排除、そして進化の抑制であると。
そう考えた彼女は、対象をレネゲイドビーイングに絞って襲撃と殺害、捕食を繰り返す。
時に狡猾に、時に大胆に、ウイルスの集合体である彼らを喰らい、自己を高める。
その最終捕食目標が都築京香であり、喉から手が出るほど捕食したいご馳走と捉えている。

ただ、好物は最後まで取っておくのが彼女。今は虎視眈々と、彼女のプランに対する打開策を練っている。

「貴方と私は似た者同士。でも違う、合わせ鏡に映る自分のように、同じに見えて真逆の存在。
　だからこそ、私は貴方を認めない。私は貴方を拒絶する。何と素晴らしい事だとは思いませんか？」

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