容姿・経歴・その他メモ

ブリテンの地を放浪する流離人。
群体が人のかたちを取った、正しく人でない者。

異国より流れ着き気まぐれに妖精に育てられていた群体は、その地に訪れた吟遊詩人の詩に魅入られ探求心を学んだ。
そうして得たのだ。秘匿を暴き、蒙を啓くに足る業を持つ姿、人の写身を。


魔女モルゴースに見出されて以降は、その身の神秘も、力も、啓蒙の為に使われている。
知恵者のように振る舞い語るものの、人でなし故に真実その意味を理解してはいない愚者ともとれる。

ハンドアウト

PC④『蒙を拓く者』
初期ロイス：モルゴース　推奨感情　P:興味/N:自由
推奨ワークス　魔術師、賢者、幻想存在等
　
「貴公、龍血の聖杯に興味があるかね」

　あなたは、探求の道を進む者だ。
　それが秘密であろうと、それが秘匿であろうと、隠されたものを啓蒙することが己が使命。
　そのあなたは、暫し疎遠であった円卓の裏で暗躍する魔女モルゴースと再開する。
　彼女に曰く、行方が杳として知れずにいた赤い薔薇の館が、公王の森の中で見出されたという。
　
「もし、貴公。異端の龍血を求めるならば」

「西のゲールの地、赤い薔薇の館を訪ねたまえよ」

　かの地は英雄たちの眠れる地、龍の武勇伝が今も息づくという。
　だが既に円卓に見限られ、龍と共に在った栄華は損なわれた。
　今更死体を暴くことに、一体何の咎があろう？

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