容姿・経歴・その他メモ

UGN本部執行部所属のお調子者エージェント。世界各地に派遣されてFHと戦闘を繰り広げている。現在は日本支部へ応援として派遣中。

明るく能天気に見えるが、マスターエージェントを何人も屠ったこともあるバリバリの｜戦闘員《エージェント》。
『サンダーストラック』のコードネームの通り嵐と雷撃を呼び起こし周囲を一掃する｜場面攻撃手《シーンアタッカー》だが、その雷撃はブラックドッグシンドロームでなく遺産によるもの。過去にFHとの戦闘の過程で偶然右手に遺産の力が宿ってしまい、それ以来「便利だから」と有効活用している。

上記の戦闘性能以外にも「耳」がよく調査や折衝などもわりと何でもこなせるため、世界各地の支部へ応援として派遣される日々を送っている。
同僚と比較してなにかと面倒な仕事を押し付けられがちだが、それは便利な派遣要員として評価されていたり、穏健派・改革派いずれにも属さない無所属ゆえの不遇という要素も無くはないが、単にお気楽・不真面目・時として無遠慮に見える性格が堅物の多いUGN本部にあって軽んじられているというのが最大の理由。

明るい性格の半分は素だが、もう半分は諦観。
明るく見せてるあいだは難しいことは考えないでいいし心配に思われることもない。10年を超す戦闘まみれの生活を億劫に感じてきていることも、身体を蝕み寿命を削る遺産を宿してから「戦いたくない」という思いがふと脳裏をよぎるようになったことも、いろいろな不安も。
大事な判断・決断を先送りに、不安自体に蓋をして、世界各地のFH討伐に向かう日々。

……そんなある日、アッシュ・レドリック中枢評議員に呼び出される。
アナタって執行部所管じゃないでしょ？という当然の疑問は無視されて日本支部への派遣を命じられた。高圧的な態度で。曰く「キリタニの下でいつも通りしていればいい」そうだが真意までは知らされず。
そうして霧谷雄吾の直属として派遣されたのが数か月前。その間いろいろな仕事をこなして「なんだ霧谷さんていい人じゃないですか」といった感想を抱いたところで新たな指令を受領する。
場所はK市支部。聞いたことのないところだが──

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