無精ひげに、ぼさぼさの黒髪を後ろでまとめた男性。常にタバコをくゆらせている。

　やる気の薄そうな表情と、覇気のないのんびりした口調で話す。いわゆる昼行燈。根も真面目ではないが現実主義者。

　UGN設立初期からエージェントとして活動しているが、頑として指導者の立ち位置には就こうとしない。
　タイム・アゲインやプロジェクト・アダムカドモン等の事件を多からずとも知る数少ない古参。

　生まれは警察庁長官の長男。数十年前のオーヴァード拡散黎明期にレネゲイド災害に巻き込まれ重傷を負い、警察幹部としての道は閉ざされることになる。・・・生来の性格の方が原因のような気もする。
　入院中、自身が巻き込まれたレネゲイド災害をきっかけに、レネゲイドの力に興味を持ち、探求の末覚醒に至る。
　その後、発足したばかりのUGNに参加し、エージェントとしての活動を始めるが・・・。
　様々な事件を経て、現在はUGNの在り方に疑問を持つようになっている。脱退するのも時間の問題かも。