精神障害。ツンデレ。
人のドロドロとした感情、憎悪や殺意、怒りなど負の感情を見たさに、人を煽る習性。
逆に優しくされたり、いじられたりすると、赤面になる。
意外と慎重で、UGN、元FHには基本的に自分からは攻撃しない（邪魔だと遠慮なく攻撃する）。敵味方の判別は一応ついている、らしい。
目的のためなら、自分があまり好まない行動も行う。
何もすることがなくなると、寝る。寝言も言う。

ウクライナ人。
幸せそうな人々、暖かな感情などは彼にとっては"つまらないもの"。
戦場では、優しくされたことも、いじられたこともなかったため、耐性が０に等しい。リアムにはよく、玩具にされている。

暇な時は一日中、自室にてEE地獄耳を使用し、支部内で起きていることを見聞きしている。そのため、無駄に情報は多く持っていたり。傭兵部隊に居た時には、拷問や情報収集といったこともやらされていたため、それらの知識を持ち合わせている。
拷問後の彼は「一方的な暴力はつまらないな」と。

FHとの殺し合いを好む。
ただし、ジャームでは彼の心を満たせないし、楽しそうな顔もしない。例外で自分に似たジャームを好む。
相手の目を見ればすぐに、本気かどうかが分かる。

夜中に出歩くことが多く、ほとんどは訓練施設の射撃場でこそ練しているらしい。因みに、めっちゃ下手。
しばらく殺し合いをしない日々が続くと、禁断症状が出てしまう。薬は自分で生成し、明らかに服用する量を間違えている。

彼と共に任務に行く場合、火傷は覚悟しておくこと。
そして過去について本人に触れると、暴走する可能性がある。

幼少期に傭兵部隊に拾われ、虐殺の道具として育成されたチルドレン。
自分の命など省みず、忠実に殺戮を行う殺人兵器。
リエラハザードによって、家族は死に絶えた。ギルバートは奇跡的に生き残り、その時に覚醒。
戦場ではUGN側に付き、FH側の人間の虐殺を行っていた。

物心がつくと殺戮の快感を覚え、邪魔or足手纏いの味方まで殺すようになる。この時には既に、彼の精神は壊れていた。殺人衝動を抑えられないほどに。
手に余るようになり、処分されそうになったところをL市支部に引き取られた。
だが、毎日戦いに明け暮れる日々を過ごしていた彼にとっては、平和（？）な日常は窮屈であり、不満を感じている。

本来は戦いを好んでいたわけではない。甘えん坊で、寂しがり屋、優しい姉が好きだった。
家族を失ったショックが大きく、虚無状態のまま戦争の道具として利用された。
寂しい、辛い、苦しい……これらの感情に耐えるため、自己防衛として『家族は弱かったから死んだ』のだと思い込み、戦争や殺し合いが生きる理由となる（自分を守るために別の人格を作った）
今では過去の自分を否定している。無力で非力な自分を。
本当の彼の人格を刺激すると、暴走する。

UGNやFHに関しては、彼にとってどうでもいいことでもあり、たまたまUGN側だっただけ。
戦争や殺し合いをするために、明確な敵が彼には必要だったため、FHをやたらと敵視している。

姉にはよくボルシチを作ってもらっていた。かなり料理が下手ではあったが、自分のために作ってくれたものだったので嫌がらずに食べていたそうな。