FHの研究者Dr.Margaretが生み出した実験体の1人であり、研究所で目覚めるより前の記憶がない。
UGNとSISの合同作戦により研究所が襲撃された際に、逃亡を試みるも“オールド・エス”に見つかり保護された。

Dr.Margaret

「最強のオーヴァード」でも「最もクレバーなノイマン」でもなく「最強のノイマン」を生み出そうとした狂人。
何が彼女をそうさせたのか、最早だれにもわからない。

“オールド・エス”フィン・ブースロイド

『上級』p.115参照。
保護者として、師匠として、一般常識や諜報の手ほどきをしてくれた。
何でも屋稼業で安定して稼げるまでのつなぎとして、UGNイギリスの非正規工作員の道を示したりもした。

腕を鍛え、名を上げるのにちょうど良いと積極的に協力している。報酬も悪くないし。
といいながら、国のため、平和のために貢献できることが理由の上位に来る。
正式なエージェントへのオファーも来ているが、今はまだその気はない、と断っている。

“パーシヴァル”エレイン・ランカスター

イギリス支部長。信頼できる上司。
師匠から話がいっているようだが、むしろだからこそか、容赦なくこき使ってくれる。
戦闘以外ではまだまだ拙いJackを裏でサポートしてくれてもいる。親切というよりは、戦闘力は高いが、調査能力は突出しているわけではない人材の効率的な運用という側面が大きい。つまりは、適材適所。

Jackを名乗っている。由来は“Jack of all trades”（何でも屋）から。

人道に悖る依頼はお断りしている。特にFHからの依頼は一見まともそうでも受けない。
対して、ゼノスからの依頼は内容次第で受けている（試しに真っ当そうな依頼を受けたところ、問題がなかったため）。
ただし、元FHの最高指導者様から直接依頼が来ると嫌そうな表情を隠さない。

なお、何でも屋としての最大の顧客がゼノスであるのが、悩みの種。

“Jack of all trades, master of none”（多芸は無芸。あるいは器用貧乏）から。
たった一つのことしかできないバカとの自虐を込めて“Master of One”とした。
マスターの名を冠するエージェントを特別視するFHへの当てつけでもある。

「だから、これは啓示なンだよ」
　
　霧纏う大都市ロンドン、そこに秘められたるは狂乱怒涛の殺人鬼。
　血が血を呼び、恨みが恨みを呼ぶ。怨嗟こそが最大の燃料さ。お前達もよく知ってるだろ？
　さぁ解放しろ、その衝動を！
　女子供の首を持て！　偉大なる処刑者、切り裂きジャックがやってくる！

　ダブルクロス the 3rd edition
　『MURDER in the MIST』

　ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。

消費経験点：60+4（EE分）
ステージ：通常ステージの英国。ロンドン市街
必須：ルルブ1＆2、上級
使用可能：LM、RU、UG
特殊：IC（ウロボロス関連データとエフェクトアイテム以外のアイテムから1,2個程度を使用可）

ワークス/カヴァー：なんでも屋or占い師or奇術師or宗教家or探偵/指定なし
ロイス：『ジャック・ザ・リッパー』
推奨感情：P興味/N脅威
　キミはゼノスに協力するイリーガルだ。キミは都築京香からとあるEXジャームを討伐、もしくは封印してほしいと話をされる。
　標的の名前は『ジャック・ザ・リッパー』。奇しくもかつてイギリスを恐怖に陥れた殺人鬼と同じ名前のソレが、現世に再び目を覚ましたというのだ。放置すれば、自らの“プラン”の障害になると都築京香は告げた。
　あなたは彼女のために、或いはそれ以外の何かのために依頼を引き受ける。
※UGNにもゼノスにも協力しているイリーガル、としてもらえるとGMが助かります