容姿・経歴・その他メモ

人物像

重度のオカルティストの家族の元に生まれる。一人っ子。
両親は魔術・占星術・心霊術などを心から信じ、独学で学び、実践している。そのせいで、木皿儀家は周囲からは「変人一家」と嫌悪されている。近所で起きたボヤ騒ぎや不審な事件は木皿儀家のせいじゃないかと、まことしやかに噂されている。しかし悲しいかな、木皿儀夫妻はオカルトを信じてはいるが、魔術など１度も使えたことがない。噂は全部ただの風評被害である。

一人息子の幽摩はオカルトの類を信じていない。両親のことを冷めた目で見ている。
幼い頃は「変人一家の息子」と言われて周りから孤立しても、両親と共に魔術に憧れていた。しかし、小学背の頃に親しかったはずの友達から「変人」「気味が悪い」と言われ疎遠になって以来、オカルトを信じなくなった。
今でも地元ではオカルトや両親のせいで自分まで周りから白い目で見られるので、家族やオカルトの存在を疎ましく思っている。

趣味はスケートボードに乗ること。
住んでいる地域から少し離れたスケートパークに電車で通っている。
スケボー仲間とは互いに素性を詮索し合ったりせず、スケートボード関係以外の話はしないようにしている。そのためか、ここでは疎外されることなく過ごすことができている。もっと深い関係に――友達になりたい気持ちもあるが、素性を明かした途端、嫌われてしまうのではないかという心配もあり、そこまで踏み込めないでいる。

その他

・核家族。母親の実家はもう無く、父親は実家とは絶縁状態。親戚付き合いも無い。
・「カミヤノヅチ」は両親からもらったもの。魔術に憧れていた頃は両親と共によく読んでいた。特に「導の護符」が好きだった。オカルトを信じなくなった今は正直いらないが、この本だけは無下にもできず、なんとなく今も持ち歩いている。
・両親の話はマトモに聞いていないため、オカルト話にはそこまで詳しくない。けれど、両親の話をなんとなく覚えていたりもする。
・周りも幽摩と接しようとせず、幽摩自身も積極的に人と関わろうとしない。一見クールな印象を受けるが、接してみると意外と普通の感性を持つ普通の少年。ただ人と関わることに臆病になっているだけ。
・最近、両親への態度は軟化したが、やっぱりオカルトには複雑な感情がある。
　

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