幼い頃に両親が離婚しそれからは母との二人暮らし。
母は父が「親としての責任を放棄した」と強く攻め、金や行動といったあらゆる面でその責任をとるよう一方的に要求し続けていた。常にそんな彼女の言動にさらされていた陽司にとって、「責任」はいつからか呪いの言葉として強く心に刻み付けられる。
責任を恐れるあまりに自身で選択することすらも放棄した彼は、母のいうがままに動く木偶として成長。
自身の言葉も信念も持たない彼に友人などができるはずもなく、心理的に外界から隔絶された学生時代を過ごす。

中2のある日の深夜、父が再婚したことを知った母がひどく荒れ、養育費が遅れがちだったこともあり「文句を言いにいく」と外出。酔った彼女を家から見送った瞬間、外から激しいブレーキ音と衝突音、そして走り去る車のエンジン音が耳に届く。
音の意味するところをすぐに察した陽司だが、「もしそこに命の危機に瀕した母がいたとしたら、自分は一体どうすべきなのか」そんな疑問が浮かび体が凍る。

母との生活から脱したいという気持ちはありつつも、それを選択し行動に移すことができずにいた彼は「母を助けるべきかそれとも見捨てるべきなのか。」という究極の選択肢が目の前につきつけられる可能性を予見しひどく恐れた。
そして彼は選択からの逃避を選ぶ。「そんな音は耳にしていない。深夜自分は母の行動を知るはずもなく眠っていた」そう言い聞かせ自室へと戻る。
翌日通学のために家を出ると、そこにはひき逃げ事件について通報を受けた警察の姿があり、被害者の死亡が伝えられる。
「犯人が逃走せず、すぐに救急車を呼んでいれば助かっていたかもしれないのに」という言葉を添えて。

そのあとは父に引き取られるも、再婚したてだしむこうもまぁまぁクズなので高校に入ったあたりでさくりと放り出され、夜の街でよくない人たちに拾われ女の人の世話になりながら呼吸するだけの人生を過ごす。自分の意思がないのでその時に勧められるがまま吸ったタバコの味を覚え無事ニコチン中毒になる。

21のときにお世話になっていた女の人が妊娠。父としての責任を求められるようになったところ、過度のストレスでレネゲイドに覚醒。
『もう逃げ場がないと思っていたのに、なんか不思議な力がわいてきて逃げられるぞ～～～～！やった～～～！！』のマインドで超スピードを手に入れたぞ！（クソ）

そのあとUGNかFHかイリーガルかどこかしらんけれど拾われていわれるままに任務をこなす。ただ徹頭徹尾「任務の責任は求めないでね。バフあげるからそっちでなんとかしてね」の精神なので、あんまり信用はされていないし自分も組織に対して思い入れはない。依存先がありさえすれば心が平和だ。
UGNにはもし父やヒモ相手の女性なんかに自分の所在がバレた場合、相手の記憶をUGNの能力者が消してくれるという取引の元、エージェントとして活動している。
ボルトアクションライフルは身を守る用の武器として上から支給されているので持つだけは持ってるけど、これを使って自身で戦う気はさらさらない。

シナリオ中になんらかの変化や成長があって自分でも戦うことを選べるようになれるといいなあの気持ちでアタックプログラムを取りました。
鼓舞の雷で仲間にも自分にもバフをかけた状態で一発くらい攻撃できるといいなあ。
（しかしバフしてさらにロイスも使わないとあたらないぞ！）

ちなみに任務の日には娘の結婚式が行われると風のうわさで聞きました。逃げるために得た超スピードを、誰かの元に向かうためにつかえるようになったらいいなあ。そんな希望をKP様にお伝えしておきます。