容姿・経歴・その他メモ

空亡ヒノカは、かつてゼノス――否、シャルブと神城グループの過激派によって召喚されたまつろわぬ神だった。
火之迦具土を目当てに呼び出されたそれは――何とも言えぬ名状しがたき存在だった。
それは凄まじい災厄を日本のとある地方都市に齎した後、UGNによって討ち果たされ、凍結処分となった。
――だが、彼の齎した災禍の残り火は消えてなかった。
火之迦具土と呼称された厄災の残滓から、彼の記憶の一部を引き継いだレネゲイドビーイングが生まれたのだ。
UGNはそれを厳重観察処分とした上で、神禍討滅局の戦力として運用することを決定した。

左手に火の剣を持つ天使、北欧神話の黒き炎の巨人スルト、日本神話における火之迦具土、世界各地に伝わり万魔を排する黒き太陽、あるいは明けの明星。それは炎の煌めきを以て神を殺す神。あるいは“命ある炎”
一つの時代にピリオドを打つ力の人格化。昨日と同じ今日、今日と同じ明日、それを守る為の「あるべきでない時代」を破壊する力。
今は己をそのように定義している。
父母に愛されなかった記憶から、家族に対して強い執着がある。

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