容姿・経歴・その他メモ

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普通の家に生まれ、双子の兄とはいつも一緒にいた。
普通の日常を送っていたが、中学に上がった時に事件が起きてしまう。
彼が二人の共通の友人と兄を連れて遊びに行った場所にジャームが現れ、彼を庇うために友人は大怪我を追ってしまう。
ジャームは覚醒した兄のおかげで逃げ切ることができたが、彼はその場で何もできなかった。

その後、彼はいつの間にかこの力をつけていた。
その力は何かを殺すことしかできない力。彼は自分にできる償いをするためにUGNに入り、ジャームを殺し続けた。
戦闘スタイルが自らを省みずに敵だけを狩る姿から「血濡れの獅子」と呼ばれていた。
だが、そうやって戦い続けたある日、過去に友人を傷つけたジャームが現れた。
そのジャームはより強い力を持っており、彼の仲間達を傷つけていった。
この場には兄はおらず、誰も守ることができなかった。
そして、その戦いの中でその支部で一番仲のいいエージェントが死力を尽くしてそのジャームを殺し、自らもまたジャームに落ちてしまう。
UGNはそんな彼をその場で処分しろと命令を下す。
彼はそれを拒否したが、その後に現れた増援部隊によりその友人は殺された。
もしかしたらまだ助けられたかもしれない命だったはずなのに、ジャームになってから誰も傷つけようとしていなかったのに、危険な存在だというだけで殺された。

その日を境に、彼はUGNからいなくなった。
それから数年、彼が次に姿を現したときには既に過去の姿はなく、FHセルリーダーとしての彼しか存在していなかった。

セル名は「異端の鳥籠(アイディアル)」
目的は、オーヴァードがオーヴァードであることを隠すことなく、嫌悪されることなく普通に暮らし、ジャームであっても危険性がなければ殺されずに済むことのできる世界を見つけ出すことを目的としている。
世界そのものを変えることはできない。だが、居場所を作るくらいはできるだろうと。

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