キャラクター設定

概要

　セルの人間を"兄弟姉妹"や"家族"だと認識しているFHセルリーダー。
　基本的に苛烈な性格だが、家族に対してだけいいお兄ちゃんの一面を見せる。

　元は、表向きは孤児院、裏では非合法な実験を繰り返してFHセルで、実験体同士の子供として生まれた。
　No.116と名付けられ、実験体仲間からは"ひいろ"と語呂合わせの愛称で呼ばれていた。
　気は強かったが、レネゲイドの適正が低く、威力の低い炎で暴走を起こしがちなことから、落ちこぼれと認識されていた。
　それでも、同じ実験体仲間からは守られ、優しくされ、自身も彼らを精神的に守っていた。
　両親が実験体というのもあり、実験体である仲間たちは、彼の家族だった。

　ある日、実験によって死亡した家族の姿を見てしまった。
　それまではいつの間にか消えていたため、幼かった彼はどこかで気づきながらも目をそらしていた。
　けれど、それを見てしまい、Dロイスに覚醒すると同時に力が暴走。研究員を皆殺しにした。

　すべてが終わったのち、今までの実験で亡くなった家族を弔い、残った家族と共にFHセルを再建。
　孤児も、ジャームを、すべてが家族として受け入れられるセルとして、新しく理想郷を作り上げた。

　彼は今日も、大事な家族のために、大事な家族の夢を邪魔する敵を振り払い続けている。

性格

　口が悪く、気が強く苛烈。家族には優しいが、それ以外には辛辣だしどうでもいいと思っている。
　幼少期から、自分の味方は自分の家族しかいなかったため、それが現在の人格形成にも強く関わっている。

　家族の中には、孤児はもちろんジャームもいる。だからこそ、綺麗事を並べてジャームを凍結保存したり、ジャームの夢を妨害するUGNのことは好きではない。家族が世界征服したいと言えば、一緒に世界征服も世界滅亡もやってくれる。
　FHセルリーダーとして自分が向いていないとは思っているが、いざというとき、FH上層部からも家族を守れるようになりたくてリーダーの役目を引き受けている。
　家族にその気持ちはバレているため、その分めちゃめちゃ構われたり可愛がられたり、今でも末っ子扱いされることは多い。しかし、彼より年上の実験体は非常に少ないため、結果的に年下が増え、お兄ちゃん的言動が多くなっている。

　職業はバイヤーで、いろんな業種の買い付けなどを行い、世界を旅している。
　なお、違法なものの買い付けなどは、家族が人質にとられる可能性があるためやっていない。きわめて一般的なバイヤー。
　ただ、実験体であることから明確な戸籍がなく、フリーランスで偽装しているからこそ、コネなどでなんとか仕事ができている。けれど、海外に渡航する際は確実に入国審査で引っかかってしまうことを理解しているため、能力を使って自分で渡り歩くことが多い。入国審査が厳しいだけで、他のところは偽造パスポートで行けるため、自力で他国にたどり着いた後、買い付けなどを行っている。
　また、他国に行ったときに上層部から命じられた任務なども引き受けている。そのため、フットワークが軽い人材だとして、結構重宝されることも多い。
　他国に行った際に、土産と一緒に手紙を買い、写真とともに家族に送るのが習慣。

名前の由来は、数字の語呂合わせの116(ひいろ)
CNは炎を吐く狼であるフェンリルの別名のヴァナルガンド(ヴァナル川の怪物)

一人称：俺
二人称：お前
好きなもの：家族、美味しいご飯
嫌いなもの：研究、家族に害をなす者
趣味：写真、旅
イメージカラー；バーン・レッド　#eo2613
イメージソング：リベリオン - OAdo / feat.もるでお

ライフパス

出自

経験

邂逅

セッション履歴