容姿・経歴・その他メモ

■　能力ルーツ:クトゥルフ（ウロボロス/アザトース）
　　あなたは大いなるクトゥルフの愛し子であり、世界を支配する宿命を持つ。

■　経　歴
　北海道に屯田兵として移住してきた集団が数代を経て離島に作った小集落に生まれた少女。
　その集落は、ある人物（邪教徒）によりオカルトに傾倒し、果てに集団儀式を執り行い、住民は皆不出来な異形へと変貌して死亡した。
　ただ一人、集落の変化に不信を抱いた両親から御守りを渡されていた幼ない少女を除いて。
　記憶を失った彼女は、異変調査に来たミスカトニック大学の教授、ルイスに拾われて"アリス"と名付けられ、育てられてきた。
　そして教授達から寝物語から武勇伝まで、超常存在の話を聞き続けてすくすく育った彼女は、オカルトに興味津々な邪神因子保持者として、現在は恩返しと個人的探求心の元で親のように慕う教授達の指令に赴いている。

　異能発動時に墨のような黒い液状のなにかを撒き散らすことから"墨塗り"と呼ばれ、教授陣からは能力に対して興味と敬遠の感情を抱かれている。

　前回は誕生会に潜入する為にメイドの装いをしていた。
　以降、気に入ったのか今回の件でも給仕に偽装するためと言って押入れのメイド服を引っ張り出して着てきた模様。
　
■　パーソナリティ
　〇　好き／嫌い：絵描き・読み本、甘い物／辛気臭い事
　〇　行動原理：我、気ままに自分の好きなことがしたい。親の様に慕う教授達への恩返しもその一環。


■〈Dロイス今回設定:ルイスの手記より抜粋〉 　
　クトゥルフ関連の儀式に生贄の一人として巻き込まれた少女：アリスにもクトゥルフの邪神因子が流れ込み、他の変貌した哀れな死体と同じく、半端に魚や青白い蛙のような特徴を持つ異形のようになるはずだった。
　しかし、その際に直接彼女に邪神因子が流れ込まず、彼女が保有していたアイヌの御守り...正確にはそこに宿っていたラートシカムイという概念存在へとその因子が流れ込み、混ざり物の神話生物（レネゲイドビーイング）として確立し、彼女へと取り憑いたようだ。あくまで私の想像では...だが。後程ラートシカムイに関しての記載もしておこう。

　彼女が記憶を持つ以降、ソレはアリスに取り憑き続けており、小さいタコの姿で周囲をフヨフヨ浮いているらしい。
　らしいというのはソレがアリス本人以外の我々には基本的に観測できないからだ（<不可視>かつ<非実体>）。
　アリスが異能を発動しようとする時（〈オリジン:●●〉発動時）、頭にくっついてる黒紫の物体がソレらしいが...。

　ソレとの意思疎通に関しては、彼女からは動きと感覚で"なんとなくこんな感情でこんなことが言いたいんだろうなー"ぐらいが分
かる程度だそう。あと時々墨を吐かれるらしい。
　アリス的には記憶がある以降は常に彼女の側にいるため、家族のように思っている。仮に当てはめるなら面倒な親父枠らしい
　ついでに聞くと、どうやらアリスにとってシュリュズベリィ教授は技術、知識や邪神への抗い方を教導してくれる厳格で恰好いい叔父様らしい。そして私は本を読んでくれたり面倒を見てくれる親愛なお義父さん、だそう。まったく...
　

　
　◇　付紙：ラートシカムイとアリスの状態について
　　　ラートシカムイとは、巨大な蛸の姿を持ち、墨を吹くアイヌ民族の神格のようだ。
　　　クトゥルフと同じく海深くに住む神霊であったため、親和性が高かったのか、それとも御守りに込められた願いのためか、アリスの代わりにその御守り、ラートシカムイの概念存在が、クトゥルフと彼女を結ぶ縁の中間に収まった。
　　　そして変換器, 或いはコンデンサやトランジスタのように、クトゥルフからの干渉を制御した結果、彼女：アリスだけが変貌せずに儀式における唯一の生存者となったのだろう。
　　　彼女の現状としては、ソレ経由で邪神因子の力を引き出して異能を行使するため、パワーソース：ビサイドに分類されると思われる。

履歴

■　セッション履歴（　）
　◇　「コルヴァズに棲まうもの」
　　　シナリオロイス：ラバン・シュリュズベリィ
　　　ワークス/カヴァー：自由/大学関係
　　　あなたはアメリカ・マサチューセッツ州にあるミスカトニック大学に所属（職員または学生）しており、これまでシュリュズベリィ教授の指示のもと、世界各地で様々な怪奇事件の捜査・解決に尽力してきた。この日もいつもと同様に大学図書館内の隠し部屋に呼び出され、教授から新たな仕事について説明を受けたのだが…今回の依頼主はなんと、ロシアの現皇帝ニコライ２世だという。まもなく7歳になる愛娘アナスタシアの様子がおかしく、誕生会に出席して密かに原因を探って欲しいとのことだ。あなたが教授から受け取った”秘密の鍵”を使って隠し部屋の扉を開くと、その向こうにはロシア帝国・アレクサンドル宮殿の廊下が広がっていた。現地では皇室の関係者（PC1）と協力せよ、という教授の言葉を背に浴びながら、あなたは扉をくぐるのだった。
【Ｄ】取り憑かれしもの：＝＝＝＝：＝＝＝＝：＝＝＝＝：＝
　ラバン・シュリュズベリィ：尽力：不安　：　　　：
　ルイス・キャロル　　　　：慕情：嫌気　：　　　：
　ヤンユーフェン　　　　　：好意：嫌気　：　　　：
　ラスプーチン　　　　　　：純愛：猜疑心：　　　　：昇華
　アナスタシア：　　　　：　　　　：　　　　：昇華
　クトゥグア：　　　　：　　　　：敵愾心　　　　：


《ロイス》
【属性】名称　　　　　：　ポジ　：　ネガ　：タイタス：昇華
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【Ｄ】取り憑かれしもの：＝＝＝＝：＝＝＝＝：＝＝＝＝：＝
　ラバン・シュリュズベリィ：尽力：不安　：　　　：
　ルイス・キャロル：慕情：嫌気　：　　　：
　ヤンユーフェン：　好意：嫌気　　：　　　　：
　クトゥルフ　　：　親近感　：憎悪　：　　　
　エドワード・ジョン・スミス：有為　：不安　：　　　　：　ミスカトニック専属船長に引き入れた。ハスター信奉者
　タイタニック号：　　　　：　　　　：　　　　：



セッション　 　１点
シナリオ　 　２９点
侵　食　　　 　３点
S（ラパン教授）５点　　　　　
ロール　　　　 １点
他　　　　　　 1点
セッション　　 １点　
連絡　　　　　　１
永続狂気　　　 -1点
計　　　　　　 41点



　◇　『氷白群青』
　　　シナリオロイス:エドワード・ジョン・スミス
　あなたはミスカトニック大学のシュリュズベリィ教授の依頼を受け、監獄に繋がれた邪教徒の老人カストロが残した不吉な予言について調査するべくタイタニック号に乗り込んでいる。老人の予言通りなら、この船の乗客は惨劇の果てに『大いなる旧きもの』を目にするというが...。あなたは船長のエドワードに注意を促したが、彼は豪快に笑い飛ばすのみであった。

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