ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

鳴神 星 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

混沌の雷(エディーカレント)鳴神 星(なるかみ あかり)

プレイヤー:すてら

年齢
21
性別
星座
身長
157cm
体重
軽い
血液型
A型
ワークス
UGNエージェントD
カヴァー
レネゲイド災害緊急対応班"マルコ"隊長
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラックドッグ
ウロボロス
HP最大値
29
常備化ポイント
18
財産ポイント
0
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 レネゲイド災害で両親を失った
家族の死
経験 エレウシスの秘儀のせいで、大事な恩人と兄も失った
仲間の死
邂逅/欲望 テレーズ・ブルムの計らいで今の地位に居る
同志
覚醒 侵蝕値 本当は目の前に居た人を守りたかった
渇望 17
衝動 侵蝕値 また誰かを失いたくない
恐怖 17
その他の修正10機械化兵(5)+原初の紫(4)+イージーフェイカー(1)
侵蝕率基本値44

能力値

肉体3 感覚2 精神3 社会2
シンドローム2+1 シンドローム1+1 シンドローム1+2 シンドローム0+0
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長 成長 成長 成長1
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC1 交渉1
回避 知覚1 意志3 調達7
知識:レネゲイド1 情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 機械化兵 受けるダメージを常に-10、基本侵蝕率+5
シナリオ 遺産"エレウシスの秘儀" 執着 憎悪 これだけは許せる気がしない
自分を守ってくれた恩人 遺志 悔悟 その意志を継ぐ
家族 懐旧 無関心 記憶は薄らいでいるけど、大事な家族
海音ちゃん 庇護 不安
シェラ・セレスト・真利 同志 不安
Sロイス 仲間達との日常 慈愛 疎外感 シェラくん、神原支部長、雪花さん、アイシェさん、輝生くん、という、大切な皆との『今』を守りたい

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
磁力結界 3 オートアクション 自動成功 自身 至近 3
ガード値+(Lv)D点
マグネットフォース 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
対象をカバーリングする
マグネットチェイン 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 4 リミット
ガード不可・リアクション不可とあってもガードを行える
雲散霧消 5 オートアクション 自動成功 範囲(選択) 至近 4
エフェクトによるHPダメージを-[Lv*5]、1R1回
原初の紫:氷盾 3 オートアクション 自動成功 自身 至近 2+1
初期侵蝕+4、ガード値+[Lv*5]
アスクレピオスの杖 1 メジャーアクション 〈RC〉 自動成功 単体 至近 2
対象のHPを(Lv)D+【対象の侵蝕率/10】点回復
イージーフェイカー:完全演技 1
基本侵蝕率+1、完全に普通の『人間』に、恩人のように立派なリーダーに見せている
タッピング&オンエア 1
電波傍受とか色々やる

コンボ

防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
クリスタルシールド 15 防具 命中-1、ガード値+12、他の武器装備不可
ウェポンケース 1 防具 オートで武器の取り出しが出来る
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 意志判定+1、兄から貰ったペンダント

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 20 134 0 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

容姿:銀髪に金色の瞳(覚醒時の影響)、機械化兵になった後、人形のようなシトリンイエローになった。
また、感情の起伏も少なくなった。が、元の性格を演じている。

元々、兄と、先代隊長の兄の先輩とでチームを組んでいた。
エレウシスの秘儀によるレネゲイド災害当時も、当時の隊長と兄、そして自分という、いつものチームで現場に赴いていた。
しかし、想定以上の被害に、隊長の指示や兄の提案もあり、兄が単身別地区の援護に回る。
その後、自分と隊長で辛くも『エレウシスの秘儀』を、周囲の影響のない範囲まで遠ざけた(そのため、今でも破壊しきれなかったことがしこりとなって残っている)。
その戦闘の際、行動不能になった自分を隊長が庇い死亡。
兄とも合流したが、自分の治療術も追いつかぬほどの重傷を負い、程なくして死亡した。
そして、自分もまたこの戦闘で、瀕死の重傷を負ってしまい、共にこの3人で黄泉に行くものと思っていた。

しかし、その場に居合わせたホワイトハンドのエージェントに、自分は神経系は生きているため、機械化兵としてなら生きられることを告げられる。

一度は死を望みかけたが、隊長の最期の言葉「マルコの誇りを絶やすな」と言う言葉と、『エレウシス』これ以上の犠牲者を増やさぬため。

何より、兄と、先代隊長の意志を引き継ぐため、機械化兵となる手術を受ける。

頼れる隊長であった先代のようになるため、兄のように、気さくで優秀な人物となるため、演技方法を先代隊長の真似をする形で習得。
心の内には、守れなかった後悔を抱え、一人の時は、どこか魂の抜けた暗い表情をすることが多い。

《前日譚—真田さん作》
十年前、もしくは数年前───────

 春先の冷たい雨が全身を濡らす。

 目の前に、見知った背中。
 ……大きいと思っていた、尊敬するその背中は、今やその面積を物理的に半分以下にして、うつ伏せに倒れている。
 ぬかるみに顔面を漬けて、ぴくりとも動かない。
 自分の視界もまた、地面と限りなく近い。吹き飛ばされた半身からは、とめどなく血が溢れては雨に流されていた。

 突如発生した奇妙なワーディングは、まるで地上に海を再現するかのように蒼くゆらめき都市を覆い、その内部に湧き出た馬のような顔と醜い四肢を持つ鯨のようなジャームの群れが、意識を失いなすすべもない一般人を貪り食う異常事態。
 UGNでは周辺支部のみならず、レネゲイド災害緊急対応班までをも導入してのまさに総力戦。
 ”マルコ”班では、長期戦は不利と見て、人員をジャーム討伐班と一般人救出班に分けて作戦を展開していたが────

 ────今しがた”マルコ”班隊長の攻撃を受け止めたのは大盾を持った女性。その一瞬を見逃さず、諸共に爆破したカボチャ頭の異形。
 いずれも、突如現れた新規エネミー。
 ここまでも、決して容易くはない巨大とも言えるようなジャーム共から一般人を守りつつ行動してきた。大小の傷で身体は重く、まともに戦える状態ではないところに表れた新手。
 伏した隊長の傷の直りが遅い。もはやオーヴァードの基本能力である肉体の再生すらも限界のようだ。

 ……作戦失敗。全滅。

 残酷な予感が、雨の冷たさとともに心臓まで冷やす。
 傷ついた体に鞭打って、脳の血管が破れるほどに力を籠めようと、破壊された筋肉は身一つ起こすことすらできやしない。
 視界を曇らせるのは雨か疲労か、或いは別の何かか。意識を保つことにすら最大限の労力を必要とした。

 エネミーは感情のない人形のような顔でこちらを一瞥する。硝子のような瞳に映っているのは無力な襤褸雑巾だ。機械的な正確さで、無慈悲な止めの一撃が振り降ろされる。スローモーションのようにも見えるそれが眼前に迫った刹那────風が吹いた。

「マルコの誇りを絶やすな」

 ふり絞るようなその声は、確かに隊長の声だった。
 突風が身体を拭き飛ばし、一瞬の後には全身が塩辛い水に漬かる。むき出しの神経が悲鳴を上げる。けれど、押し出され、流されたそこは”外”だ。
 ジャームと正体不明の敵は、ワーディングの外へは出てこなかった。

 沈んでいく身体を力強い腕が引き上げる。
 もうほとんど潰れた視界でも、それが誰よりも親しい家族であることがわかった。
 必死で名前を呼ぶ声は、膜がかかったように遠い。
 ともに満身創痍であることが分かった。朦朧としながらも治癒のために伸ばした手を、雨と海水と血液で濡れた手が取る。

「大丈夫だ、星。僕がお前を、死なせはしない」
 強く抱きしめられる感触がした。弱弱しい心臓が力強い腕に引き寄せられ、冷えた体になけなしのぬくもりを与える。

 なにを……?

 疑問は、スパークした視界とともに白く染まった。

履歴

《前日譚—『笑顔』の機械化兵が完成するまで》
目を覚ます。

身体が動かない。
何故か? と思い周囲を見る。

私の身体には、大量の管と包帯、そして、機材が繋がれていた。

「……ああ、目を覚まされましたか。……いや、目を覚ました、というのも微妙、でしょうが」

確かに、意識はある。
しかし、視界は磨りガラスの向こうにあるように曖昧だ。

徐々に記憶が蘇る。

身体を文字通り両断された隊長。
背を押すように吹いた風……幾度となく隊長を守っていた『援護の風』
兄さんの伸ばされた手。
電磁波……私にも覚醒時に発現したエフェクト、『マグネットフォース』の発動音。

「僕が、星を――
「……マルコの誇りを絶やすな」

何よりも大事な人たちの声が記憶の海の底から聞こえた時、ベッドサイドに置かれたものが……母さんが兄さんに贈った、誕生石のペンダントと、血濡れの、大きなマルコ隊のジャケットが、急にクリアに見えた。
瞬間、何があったかをすべて理解した。

「あの後、大変だったんですよ。幸い、『エレウシスの秘儀』は確認されてませんが――

ホワイトハンドの職員の声が聞こえる。
ただ、それだけだ。

兄さんも、もう一人の兄である隊長は、死んでしまった。
私だけが、生き残った……生き残ってしまった。
3人なら、何者にも負けないと。
何だって出来ると。
そう信じてきた。……そう信じたものが、私の世界だった。
それが、あっけなく砕け散ってしまった。

「……ですが、あなたも、今の状態であれば、持って3日でしょう」

硬質なホワイトハンド職員の声が、私を現実に引き戻す。

――たったの3日。

隊長がその身を犠牲にして助けてくれたこの命が。
兄さんが繋いだこの命が。
父さんと母さんがこの世に生んでくれた命が。
たったの3日しか持たない?
あの、遺産とやらのせいで?
まだ、あの遺産はどうとも出来てないのに?
支部にいる、シェラくん達にも、もう会えない?

混乱、以上に私の奥から沸き上がったのは、覚醒時よりも大きな……大きな『渇き』

『生存欲』という、生き物としての本能以上の……渇きだった。

まだ足りない。
力も……やりたいことも、やってない。
必ず、私が、あの遺産を破壊する。

その渇望に反応してか、レネゲイドウィルスの活動メーターが動き、身体の再生を促す。が、欠損した部位の再生には至らず、激痛が走るのみ。

思わず呻くと、ホワイトハンドの職員が淡々と告げた。

「一つだけ、あなたを生かす方法があります。……ブラックドッグ専用のDロイス、『機械化兵』は知っていますか?」
首を横に振ると、職員は淡々と説明を続ける。
「機械と、あなたのブラッグドッグの能力で、欠損した部位全てを機械に置き換える。……そうすれば、これまで通り生きられるでしょう。……ですが、それは同時に、あなたが更に『人』から離れるということ。……より、『人』から遠ざかってしまう。それでも、良いのですか?」

答えは、決まっていた。

それで、兄さんと隊長の願いを叶えられるなら。
この命が長らえるなら。
私は……。

――数か月後
テレーズ・ブルムの計らいで、当時の隊長と行動を共にしていた少女が、マルコ隊の隊長を引き継ぐことになった。
最高機関『アクシズ』からの指示、また、少女の隊長としての完璧すぎる振舞から、最初の頃は多かったという反対の声が収まるのにも時間はかからなかったという。

「隊長、任務です」
「分かりました。……マルコ、任務開始です。……必ず、私たちも生き残りましょうね」

その少女は、かつての隊長のように周りを元気づける『完璧な』笑顔を浮かべた。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
1 2022/9/18 エレウシスの秘儀 37 真田蟲さん ノルトさんしおんさんねむねむさん
1+(10+6+1+5+3)+3+5+4=37点

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