〈キリタニコネクション〉
霧谷さんと個人的なつながりがあり、根回しをしてくれる。

〈ギャランティプラス〉
優秀なイリーガルとして、報酬が増える。

〈イリーガルジョーカー〉
霧谷雄吾が信頼する有能なイリーガル"イリーガルジョーカー"となる。
世界に7人だけ存在し、世界中で活動している。

警察幹部の父、パート勤務の母、医者志望で成績優秀な妹の4人家族。
父は事故で怪我を負い、半ば引退状態となった。
両親を養う・妹の学費を捻出するため、面影島への転属には率先して手を上げている(へき地手当狙い)。

母、妹との家族仲は良好。父とは険悪だったものの、事故の日から少しずつ話すようになった。

煙草:自分からは吸わないが、お付き合い程度には吸える。煙草は手のひらで握りつぶして消せる(原初の赤:インスタントボムで消滅させている)。
お酒:レネゲイドの力がアルコール分を消滅させるので、酔おうと思わないと酔わない。飲める年になってからは帰省の度に父と飲みに行っている。
趣味:人助け……？ パトロール中に田畑の手伝いや日曜大工、子どもたちに混ざってゲームなどしている。と思われる。

父の部署が追っていた国際テロ組織が湾岸地区にも潜んでおり、ある日バスの爆発事件を起こす。
放課後に偶然通りがかった彼は、事故に巻き込まれそうになった所を父に庇われる。
庇って負傷した父を目の当たりにし、彼は覚醒。
次の瞬間には駆け出し、吹き飛んだバスや燃え盛る炎を"消して"いた。
そして首謀者を殴り飛ばした際、そいつは確かに言った――「先行種(Unlimited Evolve)」と。
そして彼は"何か"に触れ、誰にも分からない力を手に入れた。
覚醒により自身や父の命は守れたが、父は負傷。また、一般人の中には死傷者が発生した。

その後はUGNに保護されるも、他に例を見ない特異なレネゲイドを持つことが判明。
事故の怪我で半ば引退となった父のことを考え、UGNと契約を結ぶ。
家族の安全・生活面の保証を行う代わりに、UGNイリーガルとしての活動・被検体としての協力を行うこととなる。

父の無念を継ぐためか、彼は警察官を志望する。本人曰く「守りたいモンを守るため」。
高校卒業後は警察学校を経て交番に配属後、面影島駐在所への転属を志願する。

コードネームはそのまま「先行種(Unlimited Evolve)」。UGNの関係者からは揃ってその名前を使うなと注意を受けている。
彼は自分や父に喧嘩を吹っかけた連中を誘き寄せるため、あえてこの名を名乗っている。

彼のレネゲイドウイルスは「物体や他のレネゲイドを消滅させる」ものであり、他に例を見ない。
いずれのシンドロームの特徴にもほとんど類似せず、全くの正体不明である。

彼が捕縛したFHエージェントは、彼について「あれは先行種(Unlimited Evolve)だ」「あれに鍵を奪われた」とだけ話し、あとは黙秘を続けている。
このエージェントは誰の命令を受けていたのか？ 先行種の意味とは？ それらは未だ不明である。

彼とは協力関係を築いているものの、彼の力がいつ暴走するか、どうなるかは誰にも分からない。そのためUGNでは特殊チームを編成して彼の監視体制を敷いている。彼自身は特に意に介さず、むしろ監視役から聞き出してUGNやレネゲイドへの知識を付けている。

2話エンディング https://fusetter.com/tw/0Nkuu9uC
2話の拳 https://fusetter.com/tw/h9YKUNPm

しばらくは面影島で駐在所勤務をしていたが、ある日突然辞令が下る。
離島の駐在所勤務から警視庁公安部の特殊捜査官に任命され、島を離れる事となる。
その後霧谷 雄吾からも辞令を受け、"イリーガルジョーカー"を直々に拝命する。

大いなる力には大いなる責任が伴う。
彼は忙しく日本中、世界中を走り回り、今日も誰かの日常を守っている。