数年前、颯馬は妹のストーカー被害に頭を悩ませていた。通報したものの、まだ事件性はないとして警察は取りあわない。
落胆した颯馬は外出に付き添うことで妹を守っていたのだが、ある日逆上したストーカーに刺されてしまう。覚醒し一命を取り留めたものの、庇われた妹は罪悪感から精神を病み、引きこもるようになってしまった。

妹を怖がらせた犯人や対応しなかった警察への怒りから、颯馬は「何よりも早く、速く事件を解決する」ことをモットーに掲げる探偵となった。