神城家の直系であり分家である一つに生まれた者
本家のある人物に養子として取られた、雷に蝕まれる少女。

9歳の頃分家の蔵に埋もれていたある遺産に触れ完全適応。
その結果オーヴァードとして覚醒したところを本家の人間に見つかり、『夜桜』側から丁度いい供物として差し出され神城の名を冠することになった。

強大な遺産を暴走させることなく扱いこなす素質、オーヴァードとしての特異性から将来を期待されたが
神の雷を扱える代償と生来の病弱性が融合した結果死ぬほど体力がか弱い生き物が産まれた。
普段の生活程度なら支障はないものの、オーヴァードとしての肉体の強度、出力はそんなである為、秘匿の必要が無い場合や戦闘中は常に浮いていることも。

現在は勝持大学総合病院によく叩き込まれるようになっている程度で済んでいる模様。

152㎝（ブーツ込み）　血の様に紅い瞳に鮮やかな栗色の、少し束ねたセミロング。

病弱故の肌の白さと、に反しオーヴァードなのでパッと見は健康的には見える。但し触れただけで折れてしまいそうなほどに華奢でなんか風が吹いたらそのまま流れていきそうな感じ。
普段着は大正ロマン風着物と袴スカート、黒のロングブーツに黒の羽織、白に赤の狐面デフォ。大体一緒に鉄扇も握ってたりする。

また、肩掛けバックも常備しておりガーゼだったりタオルだったり鎮静剤等々山盛り入っている。

若干ぶっきらぼうで物静か系、でもお世話好きで年下の面倒を密かに見てにやにやするのが好き。
また割とボケるタイプの人間なため容赦ないツッコミが好み。
それはそれとして割と一般的な感性の持ち主なので思わぬ角度から攻められると割と困る。

神城の名を受け取った者としては、できるだけ誰かの模範となれるよう心掛けて居る...つもり。
手を貸してほしいと、助けて欲しいと言われたら迷わず力になる、例え自分が死にかけでもやる
若干自己犠牲が強めのタイプ。

元気いっぱいに外を走り回れる身体へ憧れを抱いている。
自分は調子が良くてもバロールの補助がなければ。すぐに息が上がり力が入らなくなるから。
その為身体に不自由が発生するような事態に陥っている被害者が関わっていると少しだけ周りが見えなくなる。

また、初恋が初恋だっただけに、若干同性と男の娘にときめいてしまう悪癖あり。
なので割と可愛い子にとても弱い、かなり弱い。節操なし。

好きなもの：運動　レッサーパンダ　ぽかぽか陽気　従姉弟
嫌いなもの：実家　雨季　肌寒い日

物体を浮かせ、細かに動かせるほどに細かな重力操作を可能としたバロールと、刀剣を生成し大量に降り注がせるモルフェウス。
大分類：雷神の槌による雷を乗せた破壊のクロスブリード。
戦闘スタイルは射撃型。

本気の戦闘時はモルフェウスによって大量の刀剣を生成し周囲に浮遊。
バロールの重力操作で敵対の周囲へと射撃し、雷を誘導するためにも地面に突き立て、遺産による雷を帯電させ
攻撃する。
また、電気と重力を活かし刀剣類を磁力によって超高速射出することもでき...？

・『夜桜』家
神城の分家、室町時代から続く諜報と護衛を担う一族で...所詮、忍びである。
ギリギリ黒船来航くらいまでは幅を利かせていたものの、それ以降はぱたりと減衰。
何とか第二次世界大戦まで乗り切ったものの現代社会という文明利器が発展した日本に忍者の居場所はなかった。

なお、どこかの子犬の姓が黒井なのは父親の姓の為。
仮に彼が夜桜を名乗るとしたら...それは、この家が落ちぶれていない世界線の話。

・柚凪の遺産
大分類：雷神の槌と呼ばれるもの。
少女の右腕にボロボロの短剣状で宿っており、名を布都御霊という。
かの剣と雷の神である建御雷由来のもの...の石剣か、はたまた鉄剣の何方かである。

そういうわけで、柚凪のモルフェウス能力の属性は剣に
性質は雷を通しやすいものに変化している。
そんな遺産である為、使用していなくとも普段からかなり身体に負荷がかかるモノとなっている。