EXレネゲイドに感染した大剣がレネゲイドビーイングになったもの。
元はUGNチルドレンの"凪原　澪"がほとんど防御用として運用している大剣であったが、
彼女が戦闘の末植物状態になると同時に支配型レネゲイドビーイングとして覚醒。肉体を乗っ取る形で誕生した。
"凪原　澪"の意識が浮上しないものの存在している事を確認し、自分の行動に応じて感情表現する事を知った"エスクード"は彼女が目的としていた＜セイシュンを謳歌する＞を実行する事で、RBに覚醒させてもらった恩を返したいと進言。
支配型の特性を持っているが、行動原理を加味してUGNでは協力型のRBとして登録されている。
レネゲイドビーイングとの共存に関する実験も兼ねアカデミアで学園生活を送ることを許可された。
剣の名も"凪原　澪"が付けており、"エスクード"はスペイン語で"盾"を意味している。
"凪原　澪"本人との人格との差別化のため、コードネームで呼ばれることも少なくない。

剣としての切れ味と"磁力"を操る能力を利用して戦闘を行う。
強力な磁場を発生させて身を守ったり、敵や自分に磁力を付与したりなど、能力は多岐に渡っている。
"凪原　澪"は心優しく他人を傷つける事を得意としていなかったため"エスクード"を防御用に、能力を支援用に使っていたが現在は攻撃にも転用するようになり戦闘力は従来より大きく向上している。
また、＜ハートレスメモリー＞が使用可能であり、それを利用し半死半生状態の"凪原　澪"の感情を読み取る事もある。
なお、"凪原　澪"がノイマンを主体に戦闘していたのに対し"エスクード"はブラックドッグを主体としている上にルーツを剣に持つことも相まってかノイマンを利用して支援を行う事はほとんどなくなってしまっている。

EXレネゲイドに感染した大剣である。
"凪原　澪"に防御用として使用され続け、自身の剣としての在り方に疑問を得た結果RBとなった。
覚醒のきっかけをくれた"凪原　澪"に対する恩義を感じており、
＜ハートレスメモリー＞で時折彼女の感情を把握しつつ彼女が喜ぶ行動を取る事が基本的な行動原理である。

無表情で目が死んでおり、他人の気持ちに対する理解に不足している節がある。
それなのにセイシュンを謳歌するべく多くの人間と友人になろうとするので空回っていることが多い。
一人称がオレな上に誰に対しても敬語を使わない所もそれに拍車をかけている(本人が敬語を知らないだけであるが)。
結果として生まれたのが口下手で無表情。しかしコミュニケーションに積極的という謎の物体である。
RBであることはクラスの全員が知っていること、本人が周囲と打ち解ける事に一生懸命である事が幸いしたのか
ある種クラスで浮き気味ではあるものの、マスコットのような立ち位置に収まっている。

中学二年生。友達は多く成績は中の下。両親は幼い頃に他界。生まれた時からオーヴァードである。
UGNチルドレンではあるが非常に明るく優しく、夢はLINEの登録者数をカンストさせる事と社交的な人間だった。
ただし戦いに消極的な性格とも言え、攻撃力の高い"エスクード"に選ばれながらも防御と支援を主体として戦っていた。
基本的に楽しい事に頭から突っ込む性格である以外は普通の少女である。