容姿・経歴・その他メモ

代々警察官を輩出してきた家系の長男として生まれる。早くに父が殉職し、母が多忙なこともあって弟の父親代わりを続けてきた。親戚らからの期待もあって、警察官の道へ。しかし巡査就任後まもなく、暴漢に襲われた子どもを庇った際に、心臓部に刃物を受けて殉職。
……したはずだったが、気がつくと自分の知る世界とは全く違う異世界で異能を操っていた。生前（？）の記憶こそあれど、自分がなぜ今こうしているのかについての記憶が一切ない。
長らく住んでいたのであろうアパートの一室で寝ていた男の記憶を、突如として前世（？）の記憶が上書きしたといわざるをえない覚醒の仕方だったと語る。


異能の存在が隠匿された世界で生きてきた（記憶しかない）ため、異能が常識であるこの世界に未だ違和感を覚えている。
「そういえば弟と仲が良かったご近所さんに、それらしき子がいたなあ。明らかに弟に惚れてたけど、今ふたりとも元気かな」
生前のしがらみが一切ないこの世界で第二の人生を謳歌しようと決めており、それもあってお気楽で後先考えない快楽主義的思考が多い。
とはいえ、困ってる人を見捨てられない性分が災いして、いろいろ面倒事に巻き込まれることも多々。そのトラブルを乗り越えるたびに、異能の行使の手腕が磨かれていくことを実感している。
今となっては、彼が助けた人たちから『都合のいいご近所さん』『面倒見の良いお兄さん』『なんか良い不審者』などと呼ばれており、自分の身分を隠匿するときの名乗り口上に利用している。
（例:「誰が呼んだか定かでないが、お望みとあらばこの名を騙ろう。『--------』、ここに見参！」）
裏を返せば今までまともに名乗ったことがない。（酷いときは『だし巻き卵とでも呼べ』と流す）

「英雄とは『成る』ものではなく、『成ってしまう』もの」であると考えており、あまり褒められた性分でないことを自覚しているせいか「ヒーロー」を自称することに抵抗がある。
それに付随して、英雄と呼ぶには程遠い人間が「ヒーロー」を名乗ることには割りと強めの嫌悪感を抱く。

平時は幼少時の夢だった、小さなカフェ『EGG Roll』でマスターをしている。その名の通り、だし巻き卵やオムレツをメインにしたカフェで、それなりに好評ではある。
しかし最近の鶏卵をはじめとした各種材料費の高騰により、売上は経費とトントン。
常連の一人に、生前庇った少女にあまりにも雰囲気の似ている女性がいる。
彼の正体を見透かし、自身の『プラン』のために協力を要請してくる。ただでさえ関係が公になるととんでもないことになるとわかっていながら、どういうわけか断ることができず、
だからといって立場の問題もあるので、『できる範囲でなら』とあくまでお茶を濁した返答をしている。
実際彼の協力に応じて『ちょっとした』贈り物をくれたりはしてくる。（全然ちょっとしていない）

履歴

ヒーローコンストラクションルール　経験点+150点
（イージーエフェクト用経験点）　経験点+4点
2023/8/27 クリア経験点+33点

セッション履歴