ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

飯田 満(RW) - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

国境なき飯団 日本支部代表(いいから黙って食え)飯田 満(RW)(めしだ みちる)

プレイヤー:そった

自由登録 レネゲイドウォー そった

年齢
58
性別
星座
射手座
身長
189cm
体重
78kg
血液型
O型
ワークス
宗教家(非オーヴァード)
カヴァー
国境なき飯団 日本支部代表
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
非オーヴァード
HP最大値
46
常備化ポイント
26
財産ポイント
2
行動値
42
戦闘移動
47
全力移動
94

経験点

消費
+370
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 食事だけはしっかりと食べていた。
貧乏
経験 踏んだり蹴ったりな人生だった。でもご飯は美味しかった。
ヴィラン被害者
邂逅 パラディンとのロイス
師匠
覚醒 侵蝕値
衝動 侵蝕値
侵蝕率基本値0

能力値

肉体8 感覚16 精神10 社会7
シンドローム1×2 シンドローム1×2 シンドローム1×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長6 成長14 成長8 成長4
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC 交渉5
回避 知覚1 意志3 調達6
運転:四輪13 芸術:料理12 情報:噂話1
情報:ウェブ1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
両親
医者
パラディン

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限

コンボ

ヴィークル常備化経験点種別技能行動攻撃力装甲値全力
移動
解説
移動販売車 20 ヴィークル 〈運転:四輪〉 -6 6 5 70m 自身が行う〈調達〉〈情報:〉判定の達成値に+1する。この効果は自身が登場状態にならなくても、修正は適用する。搭載火器を装備負荷。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
フードデリバリー 5 一般 メジャーアクションを使用。〈調達〉で難易度7の判定を行って成功した場合、シーンに登場している任意のキャラクターのHPを5D点回復する。戦闘中は使用できない。この効果は1シーンに1回まで使用できる。
ケアパッケージ 40 一般 メジャーアクション使用。難易度15の〈調達〉判定を行う。成功した場合、そのシーンに登場している任意のキャラクターは取得しているエフェクトひとつの使用回数制限を1回分回復できる。この効果は1シナリオに1回まで使用できる
メディカルバンダナ 5 使い捨て メジャーアクションを使用。同じエンゲージにいるキャラクターひとりのHPを2D点回復する
コネ:要人への貸し 1 コネ 〈情報:〉 自身が行う任意の〈情報:〉判定の直前に使用する。その判定のダイスに+3個する。この効果は1シナリオに1回まで使用できる。
コネ:ブロガー 3 コネ 〈情報:ウェブ〉 自身が〈情報:ウェブ〉の判定を行った直後に使用する。その判定を振り直す。結果は振り直した後のものを適用する。この効果は1シーンに1回まで使用できる。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
370 80 0 50 0 500 0/500
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

国境なき飯団・・・人種・宗教・国籍等、あらゆる要因とは関係無しに無償(無償じゃない時もある)でご飯を提供する団体。

世界中に点在しており、目標は『どんな時、どんな場所でも頼れる飯処になる』である。

日本支部代表の彼は白米とお味噌汁をこよなく愛し、「腹が膨れりゃ大抵何とかなる」と言ってご飯を強要してくる。
ご飯は人を救う。そんなことを本気で考えてる彼だからこそ、人はついていくのだろう。

画像は仮置き。後でちゃんとしたの作れたら良いな。
11月30日生まれ

履歴

オリジン

うちは貧乏だ。家はボロボロだし、ほしいものが買えることはほぼ無い。
でもまぁ、そこまで極貧というわけでもなかった。明日死ぬかもしれないとか、盗みをしなきゃいけないとかそういうことはなかった。
でも、そんなうちでも一つだけ安定してるものがあった。
ご飯だ。
ご飯だけはしっかりと、毎日、美味しいものが出てきた(量はまちまちだったけど)。
だからある日気になって聞いたんだ。

ねぇお母さん。どうしてうちはお金がないのに、ご飯はいつも美味しいの?

「お前そりゃあ、母さんが一番気を回してるところだからに決まってるじゃないか」

どうして?もっと他のものを買った方が良いんじゃないの?
エアコンないからなつはあついし冬はめちゃさむいよ?

「うっ、それはそうだけど...」
「でもね。ご飯ってのは一番大事な部分なんだ」

「お腹が満たされてなきゃ、他の部分を満たすなんてとてもとても難しいからね」

母さんは俺のお腹をさすりながらそう言った。

「お腹がすいていると、余裕がなくなる」「そうすると、他の部分もどんどんダメになっていく」
「そうしていつかは、もう全部がダメになって、もう一度ご飯を食べることも出来なくなる」
「それはきっと、寂しいことだからねぇ」

「でも、お腹がいっぱいならどうだい?」「活力は出てくるし、倒れている誰かを助けようって気持ちにもなれる」
「明日を、今日をがんばろうって気持ちになれる」
「だから母さんは、ご飯だけはいっつも頑張ろうって気持ちでやってるんだ」

幼いころの俺にはよくわからなかった。
だが、母さんが俺のことを気にかけてくれてるということはわかった。

「それにねぇ」「────」



あぁ。そうだな母さん
俺も今、母さんの言葉を実感してるよ
美味しいご飯はきっと
世界を救う

─────────────────────────────────────────────────────────

~~約14年前~~

とあるヴィラン支配地域──避難所

俺の住んでいた街は、突如現れた『怪物』によって瞬く間に瓦礫の山となった。
別に、故郷ってわけじゃない。思い入れが強いわけでも。
ただ仕事の為に引っ越しをして、住んでいただけだ。
でも、俺は大きなショックを受けていた。何故なら───

「誰か!誰か助けて!」「うわああああああん!」「おい!そこどけよ!」「はぁ!?なんだお前!」「誰か!誰か息子を知りませんか!」

辺りは悲鳴に満ちていた。その中で、俺は何も出来なかった。ただ立ち尽くしているだけだったんだ。
そりゃそうだ。いくら40代、大の大人とはいえ、こんなバケモノに対処できるはずも無かった。
俺は他のみんなと同じように、この場で瓦礫のシミになるんだろう。そう考えていた。
でも違った。

いたんだ。ヒーローってやつは。

凄かったよ。もうおっさんって歳だってのに、憧れちまった。
颯爽と現れ、バケモノを退治し、周辺の救助を始めた。
一部その手を払う人もいたが、ほとんどは彼を受け入れた。
そして生き残った者達で、仮の避難所が作られた。

避難所が出来て、なんか色々なところの協力もあったらしく、多少の寝床と食料は確保できるようになった。
だが、避難所はいつも葬式のような空気だった。
彼──後に『パラディン』と呼ばれるヒーローは、しばらくはこの周辺を護ってくれているらしく、たまにこの避難所にも顔を出してくれる。
その時だけは少し空気が明るくなるが、でもそれだけだ。彼がいなくなればまた葬式会場に逆戻り。
俺はといえば、ご飯を食べて、少し手伝いやなんかをして、眠る。そんなことを繰り返していた。
だってそうだろう?俺に何が出来る?
幼いころは貧乏だったが、ちゃんと就職し、趣味の料理と、旅を度々していた。ただそれだけのおっさんが何を...。

きっかけはほんの少しのわがままからだった。
───避難所生活がしばらく経ったある日。一人の子供が手に持ったカレーを投げ捨てたのだ。
曰く、「おいしくない」「あきた」だそうだ。
必死に誤り、子供を叱咤する親の声が聞こえる。
便乗するようにもったいないだの、しつけがなってないだのの鬱憤をはらしたいだけの声が聞こえてくる。
対抗して、子供の言うとおりだ、子供を非難するんじゃない。と『子供』を盾にして自分の意見を通そうとする声が聞こえてくる。
ああうるさい。どいつもこいつも静かにしてくれ。そう思いながら関係ないとばかりに毛布をかぶろうとする。
その時、母さんが言っていたことを思い出した。

『お腹がすいていると、余裕がなくなる』『そうすると、他の部分もどんどんダメになっていく』

気づけば、俺は群衆の中心───少年の投げ捨てたカレーを取っていた。
何をしているんだ俺は?俺に何ができるっていうんだ。俺に──


「なぁ少年」
「美味いモン、別のモンなら食べる気になるか?」

他人の為に料理を作るなんて久しぶりだ。
旅先で振舞うことはあっても、あくまで自分用のやつを分けるぐらいのものだった。
先ほど騒ぎに加わっていた大勢が俺を見ている。バカ野郎あんまりみるんじゃねぇ緊張するだろうが。

周囲の視線を独り占めしながら作った献立は...。
白米とみそ汁。ただそれだけ。
仕方ねぇだろ。食材にだって限りがあるんだ。むしろ味噌があったことが幸運だよ。

「ほら」

二つのお椀をお盆に乗せてから、少年に渡す。

「出来立て熱々だ。火傷すんなよ」
「あでも、冷めないうちに食えよ」
「それが一番ウメェんだから」

少年はこくりと頷いて箸を持ち、食べ始める。
あーあー箸の持ち方はそうじゃねぇっての。なんて思うが口には出さない。
何故なら俺は、そんなこと気にならないくらい緊張をしていたからだ。

少年がもっくもっくと箸を進める。熱さに気を付けてか、度々白米や味噌汁に息をふーふーしている。
そしてしばらくを待った後、少年が口を開く。

「おいしい!」

屈託のない笑顔だった。
俺はそれを聞いて、口角が上がるのを抑えられなかった。自分でもキモいと思うくらいに上がってたと思う。今なら口裂け男になれそうだ。

「口に含んだまま喋んじゃねぇ。いいから黙って食え」

俺は口元を隠しながらそう言った。少年は素直に従い、箸を進めている。
同時に、周りの空気が変わったのを感じた。
「マジか?」「一口だけもらうか?」「いや流石に手出しできねぇよ...」「でもあんな美味そうだぜ?」
いやいやヤバいヤバい。流石に表情筋がつってしまう。
そんな中、偉大なファーストペンギン様が現れてしまった。

「なぁおっさん!それ、俺らにも作ってくんねぇか!?」

「はぁ!?」

いやいや無茶言うな。たまたま食料があったから一人分作れただけで、こんな人数分作れるとは限らねぇぞ。
だが、一度動き出した波はもう止まらなかった。

「お、俺も!」「私も食べたい!」「なぁおっさん!」「良いだろちょっとぐらい!」

まずいまずい。さっきとは全然空気が違うがまた騒ぎになってきた。というか暴動が起こりそうな雰囲気だ。

「あーおい!おい!」「わかった!わかったから!」
「アンタらの気持ちはわかった。だけど俺はここの料理を任されてるわけじゃ...」

「手伝ってもらえるなら全然歓迎ですよー」「元々人手足りませんでしたし」

どうやら逃げ場は無いらしい。

─────────────────────────────────────────────────────────

......あれから約1ヵ月。すっかり俺もここに馴染んだようで、慣れた手つきで白米をよそう。

「ほら、落とすなよ」

「うん!ありがとうおじちゃん!」

おぼんに数人分の料理を乗せた少年が走っていく。その先を見ると家族が少年に手を振っている。

...見渡してみると、ここもだいぶ雰囲気が変わったように感じる。
自分のことで精いっぱいだった人たちが、協力するようになった。何より、隣でご飯を食べるようになった。
この光景を見ていると、あの時やったことは間違いじゃなかったのではないか、と思う。
そんなことをのんびりと考えていると、次に大柄な男がやってきた。
気分が乗っていた俺は、少し多めによそってやることにした。

「はいよ。残さず食え...」
「あ、アンタは...!」

そう。そこにいたのは今までここを護ってくれている、ヒーローの彼であった。

「あぁ。美味しくいただこう」

「い、いや待て!アンタだったらもっと多めに...」

「いや、大丈夫だ」「私以外にも食べる者がいる。その分を取ってしまうわけにはいかない」

精神まで眩しすぎる。どうなってんだこの人。

「...ここも変わったな」

「...あぁ、そうだな」「アンタがずっと戦ってくれていたおかげだよ」「代表ってわけじゃないが、礼を言わせてくれ」
「本当にありがとう」

「当然のことをしたまでだ」
「それに、ここが変わったのは私の力だけではない」

「何言ってんだ。ヒーローのアンタがいなきゃここはとっくの前にダメだったさ」「場所としても、精神的にもな」

「そうだな。この『場所』を護ったのは私、および救援に来てくれたヒーローたちかもしれない」
「だが、皆を変えたのは、ここにいる皆が手を取り合ったからだと、私は思う」

確かにそうだ。ここにいるヤツらが協力するようになってから、ここの雰囲気は少しずつ変わっていった。
最初こそぎこちない関係だったが、段々と、互いを信頼するようになり、今ではこうやって食卓を囲むほどになっている。

「そしてそれに火をつけたのは君だと」「私はそう思っている」

「...はぁ?」

思わず素っ頓狂な声が出た。いやいや過大評価だ。
確かに多少は頑張ったかもしれないが、ただ料理を作ってただけの俺が火付け役になったなどと。
あ、もしかしてギャグだったりするのか?料理人が火をつけるっていう...。

「話は聞いたよ。君がここの食を変えたのだろう?」
「食が変わる前、ここの者達はみな一様に下を向いていた」「私が来たときは顔を上げたが、それは前を見ているのではない。私を見ていただけだった」
「だがどうだ。今の皆を見てみろ」「皆が、前を見て、お互いを見ている」「明日の食事を楽しみにしている」

「過大評価だと言うのならそれでも構わない」「だが私は思う」「ただ化け物と戦うだけが『ヒーロー』じゃない」

「私は君も立派な『ヒーロー』だと、そう思う」

「...長話失礼した。では、こちらの食事を頂いてこよう」

...言いたいだけ言って去って行ってしまった。

俺が、ヒーロー?
いやいやそんな。と思う気持ちとは逆に、その言葉はずっと俺の中に響き続けた。
その日の配膳は、少し大雑把になってしまったかもしれない。

─────────────────────────────────────────────────────────

──さらに数か月後

ようやく行政が多少なりとも動き始め、まともな避難所に移れることになった。
全員が荷物をまとめ、順番に救急隊の車両に乗っていく。
様々な人からお礼を言われた。
「ありがとう!」「めっちゃ美味しかった!また食べたいよ!」「どっかで店始めたら広告出してくれよ!」
それに対して生返事やら、照れくさい返事などを返していると、俺が乗り込むころには最後の方になってしまっていた。
さて、それじゃあ俺も行くか。と思ったところ、少年の声が聞こえた。

「おじさん!」

「あぁ、あの時の」「これでお別れだな。ここでの暮らしはどうだった?」

「すっごいおいしかった!」

なんだそりゃ

「あ、でね、その」「おれいいわなきゃって!」

あぁなるほどね。まぁ子供相手にぐらいまともな返事を返してやろうか。
そうだな。「まぁ大したことはしてないが受け取っとくよ。ありが

「おじさんのごはんがあったからぼくここでもがんばれた!」
「おじさんのごはんすっごくすっごくすっっっっっっっっっごくおいしかった!」
「だからありがとう!」

「ヒーローのおじさん!」









しまった。頭が真っ白になってしまった。
な、何か返さなければ。どうするか...

「あ、おかあさんがよんでる」
「じゃあいくね!ほんとうにありがとう!」

「あ、おい!」



「...こっちこそ、美味しいって言ってくれて」
「助けられたって言ってくれて、ありがとうな!」

少年が、こちらに大きく手を振る

大の大人であることも忘れて、俺も大きく手を振った。

─────────────────────────────────────────────────────────

「...さて」

別れも済んだ。感謝も済んだ。本当に最後の一人になってから俺はようやく、足を踏み出した。
まぁ新しい避難所とは言うが、顔見知りも多少はいるだろう。そんなに気負わなくても大丈夫だ。
やることは無くなるかもしれないが、まぁそれも良いだろ──

「失礼、『飯田 満(いいだ みちる)』さんですね」

「悪いが俺は『飯田(めしだ)』だ」「よく間違えられるんだ───って、誰だアンタ?」

「私───いえ、私たちは」「『国境なき飯団』」
[---]「あなたの力を貸してもらえませんか?」

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No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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