容姿・経歴・その他メモ

「知ってる？この世で何よりも怖いのって、おばけじゃなくて人間なんだよ？」
「だって、いつもニュースで流れてくる犯罪者ってさ、皆"生きてる"人間なわけじゃない？」
「つまり逆説的に言えば、おばけは犯罪を起こさないんだよ。だからよっぽど生きてる人間の方が怖いなぁ」
「え？友達や家族も怖いかって？…当たり前じゃん。何を考えてるかわからないんだもの。」
「…私なんか変なこと言ってる？正論だと思うんだけどなぁ…」

「あっでもさ、もし犯罪行為をひた隠しにできる"死なないおばけ"が居たら、確かに怖いかもね。」
「…でもそういうのって、興味を唆られない？」

「…唆られないかぁ～。…それじゃ、質問を変えようか。」

「もしも眼の前の私が…その"死なないおばけ"だとしたら…キミはどうする？」

元々は何処にでもいる至って普通の女子高生。
顔はよく成績も優秀、傍から見れば誰もが羨む美少女である。
しかし、どうも偏屈な性格をしており、実際は友達がそれほど多くはない。
とはいえそれ以外は至って普通の女の子であり、特筆すべき要素は無い。
和菓子が好きで、特にわらびもちパフェが大好物。

しかし、とある日にジャームに襲われた際にオーヴァードに覚醒してしまう。
首を落とされても死なず、切り離された胴体の首から骨で出来た鎖が伸び、転がる首に接続された。
その姿は"異形"としか形容出来ない、いうなれば…『ろくろ首』のような姿であった。

しかし元来の偏屈な性格と思考の為か、彼女は自らに覚醒した力を直ぐに受け入れた。
その後は一時UGNに保護されてこの世界の変容を説明されたものの、UGNという組織に対し窮屈さを感じUGN入りを拒否。
自身の思想を貫き通せるFHの道を無断で選び、日常からの決別を選んだ。
それでもかつての日常に存在した数少ない友人たちは気にかけており、陰ながら見守っている。
最も、もう直接会うことは出来ないだろうが…。

戦闘スタイルは、胴体と鎖で繋がれた頭部から頭蓋骨を変形させた棘を生やし、モーニングスターのように振るって戦う白兵型。
鎖はエグザイルの能力により自身の首の骨が変質したもので、頭部はバロールの能力で浮遊させている。

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