容姿・経歴・その他メモ

5歳のころ、ジャームによって起こされた事故に巻き込まれ、家族(両親+自分)全員で一緒に死んだ。
そのはずだった。
燎だけが、レネゲイドへの覚醒と共に、その現場で生き返った。
それにより彼はUGNに保護され、UGNチルドレンとしての人生を歩むこととなる。

最初は両親の死を悲しみふさぎ込んでいたが、同じような境遇にいた『水本流威(ロイス：理解者)』と友達になったり、父のように・時には兄のように接してくれた『草野茂(ロイス：ｴｰｼﾞｪﾝﾄ)』との出会いにより、天性の明るさを取り戻していく。
(きれいな仕事を行うだけではないUGNという組織の性質を考えると、周囲の人間にかなり恵まれていたのだろう)

この時はまだ、『大きな翼を生やし手を鋭い鉤爪に変化させ、瞬間的な加速もできる』という、よくいるタイプ(？)のキュマイラ/ハヌマーンだった。

UGNチルドレンとしての生活も板についてきた12歳のころ、任務中に力の暴走を起こしてしまった。
同時に、他のキュマイラシンドロームの持ち主とは決定的に違う規格外の怪力(Dロイス【羅刹】)が目覚め、『草野茂(ロイス：ｴｰｼﾞｪﾝﾄ)』によって止められるまで破壊の限りを尽くし、周囲に多大な損害を与えた。

この事件をきっかけに、彼は研究施設《ケージ》へと拠点を移されることとなる。
持ってしまった力の恐ろしさに怯え、なるべく他者(一般人)との関わりを避けるようになった彼だったが、そんなある日出会ったのが、永見昴だった。
彼女との何気ない会話や交流、そして時には能力制御のちょっとしたコツを教わったりすることで、彼はまた元の明るさや前向きさ、そして他者との関わりを取り戻していくことになる。
「授業中、サッカーボール蹴ったらまた割っちまって。やんなっちまうよ」「蹴るときに、足先だけじゃなくって足全体に力を入れてみたらいいんじゃない？そうすればこう、力、分散されていい感じにならないかな？」みたいな会話もされていたかもしれない？正面から教えを請うというよりは、こういう何気ない会話から教わっていたイメージ。

こうして彼なりの日常や、高校生活を楽しめるようになっていったが、1年前、事件は起きてしまった。
《ケージ》襲撃。襲撃者を前にして、思わず力を使うことを躊躇って倒されてしまった燎を、昴は庇った。
己の行動を悔いる燎、そして、それでも燎を責めたりなどしなかった昴。死にゆく彼女を前に、燎は誓った。
「オレはもう、逃げねえから！！もう、だれも死なせたりしねえから！！」

その時だった。
彼の翼が、手が、体が、焔を纏ったのは。


こうして彼は、不死鳥となった。
己の力で、明るさで、周囲を照らし希望を切り開く不死鳥に。

現在彼は要田さんのいる支部にいる。そこで、新たな力とうまく付き合うべく、修行に任務にといそしんでいる。もちろん学校生活も。
うまくやれば、力と向き合えば、きっと護りたいものを護れるのだと。そう信じて。

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明るく真っ直ぐな少年。誰とでも友達になれる、というか友達にしてしまうタイプ。
力の暴走に周囲を巻き込んで傷つけたことはさすがに気にしていたが、そこまでの規模ではない命にかかわらないような細かいことは気にしない。大らか。だいたい「それもアリだな」「それもいいな」と受け入れる。単純馬鹿とも言う。

そのため支部長・要田さんの経営するオカマバーにもカフェの如く普通に出入りして、そこでジュース飲みつつ「わかんねー！」と言いながら宿題やってたりする。まあ、そこに支部があるから出入りせざるを得ないみたいなところもあるのだろうが。

一人称：オレ
二人称：お前、あんた
御子神さん：御子神ねーちゃんor御子神さん
要田さん：店長orかーちゃん(オカマバーの店主って何て呼ぶのが一般的なんですか？ママ？)

好きなもの：ラーメン(醤油)、サッカー、晴天
嫌いなもの：勉強、座学、雨


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明松→かがり：かがり火、たいまつ、災『禍』を『狩』る
燎→燎原の炎：勢いが盛んで防ぎ止められないもののたとえ。

鬼炎万照→気炎万丈：盛んに気炎を上げること。鬼のように苛烈な力と炎、そしてその明るさで万物を照らす。
フェネクス：悪魔のフェニックスを不死鳥のフェニックスと区別した呼称。

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