立花紡について

「生きるために力を使う。悪いとは思ったが後輩はしていない。」
　スラム街で生まれ、気づいたときは両親はいなくなり、その代わりにオーヴァードとしての力を手に入れた。子ども一人で普通に生きるには過酷すぎる世界。生きるためにはなんでもした。恐喝、強盗、殺人、あらゆる悪事に手を染めた。もちろんオーヴァードの力も遠慮なく使った。そうして紡は今日までその手を血に染めて生きてきた。

　そんな彼に転機が訪れたのは10年前。紡の住んでいた地域に霧谷がやってきた。度々起こるレネゲイド反応を調査するためにUGNがやってきたのだ。紡はすぐに見つかってしまい、抵抗するも訓練されたエージェントに敵うはずもなく敗北。そのまま保護されてしまう。保護された当初は優しくされることに慣れてなく、反抗してきたが、献身的に自分と接触する霧谷に心を動かされUGNに所属することになる。

愚かな正義

「俺のせいであの子を悲しい目に合わせたんだ。俺が…やらなきゃ…」
UGNに所属してから極力殺すのは控えるようになる。今までは奪うことしかできなかった紡だったが誰かを守れるということに使命感と責任を感じるようになり多くの任務をこなしてきた。自分のプライベートではパトロールをしたりなどその仕事ぶりは霧谷からも心配されるほどだった。しかし、彼はUGNであることに誇りを感じ、喜びを感じていた。紡はますますUGNの活動にのめりこんでいく。そんな彼に悲劇が起こった。

5年前、ジャームが現れたという報を聞き、彼は駆けつける。しかし到着したときにはすでに遅く、生き残ったのは一人の少女だけだった。彼は間に合わなかったことをひどく後悔した。、
そして彼は一人残された少女、累を無理言って家族として迎える。両親を助けられなかったことを責任に感じているため、少しでも累が日常を送れるよう父親を務めようとするが、うまくいかず、累ともなかなか距離が縮められない。できることなら戦わせたくないと過保護な部分もあり、それがまた累から良く思われていない。

あまりの過保護っぷりから累の活動にも支障が出てしまうレベル。そのことを心配した霧谷は紡にローザの部署への異動を2年前に命じる。それ以降、累には（一方的に）連絡を取っているが、別々に過ごすことになった。
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履歴

PC4
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/任意
シナリオロイス：“beЯ（ターンレッド）”
君はUGN日本支部のエージェントだ。君はUGN日本支部副支部長のローザ・バスカヴィルに呼ばれ、街での大虐殺を繰り返すジャームの討伐を命じられる。
しかしジャームの写真として見せられたのは、かつて前線で活躍していたというUGNチルドレン・鈴ヶ森累だった。

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