容姿・経歴・その他メモ

【正義、大地に立つ】
　白きスーツを身に纏う、全身を覆い隠したオーヴァード。
　正義の二文字を背負う彼の名は、ミスター・ジャスティス。
　彼は不幸な事故をきっかけにオーヴァードとなった。そして、目覚めた力を握りしめ、正義の拳により信念なき悪を殴り飛ばしてきた。
　どう考えてもそのスーツはおかしいとは言われ続けてきた。

【正義、UGNをクビになる】
　クビになった。

　仔細は話せば長くなる。端的に言えば、身を置いていた支部が悪に染まってしまった為、全部殴り飛ばしてしまったのだ。
　捨て台詞に「お前のスーツ頭おかしいな」と言われた。

【正義、悪に拾われる】
　一戦……いや、何戦も拳を交えてきた悪、ワルワル団と再会した。
　どこか普通の悪と違う、ワルワル団の信念を確かめる。その思いを胸に対話……交渉……半ば……強引に……同意の末……乗り込んだ。
　スーツの迫力がすさまじかった。

【正義、悪の一員となる】
　現在、ワルワル団の構成員の一人として、正義を背負いながら戦っている。
　背負う文字はそぐわないが、その姿は誰がどう見てもレア戦闘員である。

　信念を確かめる為、覚悟を以て悪に身を置く。例えハートエプロンを付けて家事をしようとも、ワルーダ将軍と週3でスマブラをしようとも。
　その胸に灯る正義の焔は、決して消えることはないのだ。

　そのスーツの中を見た者はいない。

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