容姿・経歴・その他メモ

もともとは、レネゲイド研究のため、研究所に運び込まれた神籬(ひもろぎ)のEXレネゲイド。

後にレネゲイドビーイングを作り出す研究に移行した時、EXレネゲイドをレネゲイドビーイングに覚醒させる実験の素体として、選ばれた。

実験は成功して、レネゲイドビーイングとして目醒めたが、その代償に沢山の実験体が死んでしまったことを知り、自分が殺したも同然だと深く傷つき絶望する。

そんな彼女の心を慰めたのは、同じ実験の被検体だった白い猫だった。

彼女は、その白い猫と友達になり、友達の証として【白】【神奈】と名付けあった。

そして【白】が死んだ。
過酷で残虐な実験の果てに、暴走したからと研究者達の手によって殺されたのだ。

そこから先の記憶は無い。

履歴

神奈備(かんなび)の信仰を核として生まれたレネゲイドビーイング。

彼女に記憶はない。

気付いた時には何もかもが破壊し尽くされた研究所で、白い猫を抱えて立っていた。

意味不明な状況で何も分からず、自暴自棄になって心が疲弊していた彼女を救ったのは、白い猫の存在だった。

常に彼女を心配し、その心に寄り添ってくれる白い猫に対し、彼女は徐々に依存していった。

「その子と安心して暮らせる場所が欲しくないかしら？」

そんな彼女のもとに現れたのが、ゼノスのリーダーである都築京香だった。

「欲しい」

即答だった。迷う必要もなかった。
彼女にとって【しろ】が全てだった。
【しろ】と安心して暮らせるなら、それ以上に大事な物などないと思った。

こうして彼女はゼノスに入り、高校生の身分を持って暮らしている。
【しろ】という白い猫と共に。

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