容姿・経歴・その他メモ

　一人称「オレ」。「です」を「ス」と言う、砕けたのか砕けていないのかわからない、崩れ切らない敬語口調。
　コードネームは隕石の一種に由来している。

概要

　魔眼に由来する｜金銀妖瞳《ヘテロクロミア》が特徴的な、A市支部所属のUGNチルドレン。
　れっきとしたA市所属だが、“聖なる瞑想者”藤崎弦一つきでもあるため、なにかと外部派遣で支部を空けがち。
　支部長の突然の交代から間もなく“ゲイザー”事件の収束にかけて別支部への派遣任務にあたっており、今回の任務にあたってA市に呼び戻された。
　物心ついたときには既に『ホーム』で暮らしていたことから自らの生まれにはピンと来ていないが、記憶操作を施されて自分のことなど覚えておらず、会ったことすらない兄弟姉妹への強いあこがれを持っている。
　“聖なる瞑想者”藤崎弦一を恩人と慕っており、彼が本部付きとなってからはその意図を汲み（本人談）、霧谷派としてブイブイ言わせている（本人談）。

性格・行動指針

　とっつきにくい外見と反した、朗らかで人なつっこい性格。
　仕事ぶりはまじめだが、A市に来て周りとなじむために学習した「いい加減な敬語」と外見の相乗効果で中々台無し。

　以前は笑い方すらぎこちない、機械的・理性的な模範的チルドレンらしい機械的な性格をしていたが、
　A市に所属して以来、とりたてて大きな事件の起きるわけでもない風土の中でFHセル『スタブ』との接触を重ね、少年らしい情動を強く表出するようになった。
　任務に就いていない間は、A市内で「パトロール」と称し空き時間を見つけては遊びまわっている。
　インターネットで知ったいい加減なゲンダイノワカモノ知識を振り回し、短時間動画を見てはそれに影響され間違った知識を自慢げに振り回しては、おおむね支部内の年長者に怒られる。

　ただし行動指針は変わらずチルドレンのそれであり、自分や戦うものが損なわれることにはあまり頓着を見せない。
　自らと「日常を生きる人たち」の間に見えない壁があると考え、どこかで線を引いている。
　笑うことはできても泣くことはまだ難しいが、日常を知ったいまでは完全に切り分けることに痛む心を見出すようになっており、芽生えた「少年」に振り回されがち。
　地に足のついていない、張りぼての「現代の少年」を着こなそうと悪戦苦闘する、兵器だった少年。

経歴

　物心ついたときには『ホーム』にいた狭義の｜UGNチルドレン《UGNのこどもたち》で、その中では年長のほう。
　本人申告によれば「玉野センパイと高崎センパイのちょっと後」。
　オーヴァードの存在を超能力もしくは神の力と見込み、隕鉄を削ってつくられたとされる神器を崇めて研究を重ねてきた一族の生まれ。
　何百年も前に一度だけもたらされた奇跡のような覚醒にすがってきた一族に、ついに生まれた「神の子」として生を請けるが、生まれてすぐに発現した重力操作能力により、自分もろとも家族を呑み込みかける事件を引き起こした。
　当時は護人会所属であった藤崎弦一による救助が間に合ったことから兄弟殺しの罪を犯さずに済み、以降は『ホーム』に引き取られてUGNチルドレンとなる。
　のちにEXレネゲイドに感染していることが判明した神器を振るって戦う、優秀な戦闘エージェントとして大成するが、藤崎弦一が本部エージェントへ昇格したころと時期を同じくしてA市支部への転属を命じられた。

　幼少期は強い飢餓衝動に振り回されていたが、現在は優秀なエージェント。

セッション履歴