・UGN加入前

　ラン科植物のレネゲイドビーイング。レネゲイドウイルスの感染と同時期に出水によって本体と分離、地中3m程度のところに球根の状態で埋没していた。埋没時に彼はEXレネゲイドとレネゲイドビーイングの狭間のような状態となっており、そのおかげか数年は仮死状態となっていた。
　流されてから数年後、彼は国土交通省の河道掘削事業の際に掘り起こされ、レネゲイドビーイングとして完全に覚醒する。覚醒後は掘削に訪れる人間に対して能力を使用し撃退していたが、河原で起こる怪現象を聞きつけてやってきた志賀野 順二と接触、人間の生態に興味を持つ。そして、河川の動植物調査にやってきた調査業者：緑間 光地に寄生し協力型ならぬ片理共生型のレネゲイドビーイングとなった。

・UGN加入後

　最初は身を隠しながら活動していた彼だが、UGNの情報網によりあえなく捕獲、監視下に置かれることとなる。以降、エージェントとして仕事をこなしながら人間を観察している。そしてつい1ヶ月前に勤続20年目を迎え、表彰の授与と支部長に抜擢されることが決定した。

・協力者

寄生先である緑間 光地とは悪くない関係である。憑りつかれた当初はさすがに驚いていた緑間だったが、元来エコロジストであった緑間は数多の対話の中で馬が合うことが多く、次第に仲を深めていった。

見た目は寡黙な中年男性。本体は彼の肺に根を張る蘭。どこか諦めているかのような達観した価値観を持つ。基本的に自然破壊をする人類が嫌いだが、同時に人と人との「繋がり」を重要視しており、気を許した人にはややお節介焼き。静かで穏やかな場所＆時間が好き。

緑間の肺に根を張っており、力を行使する際にのみ体表に這い出てくる。得意技は光の屈折と領域内の植物の操作。そこに爆音を操る能力を合わせて攻撃手段とする。

・支部員を「職員」と呼ぶ。
・支部の緑化とペーパーレスを推し進めている。
・複製体...本体から分離した球根なので複製体扱い。元の蘭は既にオーヴァードだった……？

①②の場合
・エフェクトは1、2、ICから。EAは使用不可
・Dロイスは上級、ICから。LMは使用不可

・PC②
　ロイス：PC①
　推奨感情　P：信頼／N：猜疑心
　カヴァー：指定なし／ワークス：UGN支部長
　珍しく穏やかな休日を過ごすキミの元に、日本支部から「裏切者のPC①を捕縛しろ」と知らせが届く。唐突な命令に困惑しながらも調査を進めるキミは、支部の情報や連絡網に僅かな食い違いを見つけた。N市支部は、知らぬうちに何者かの攻撃を受けていたのだ。混乱した支部をまとめ直し、PC①の潔白を晴らすため――そして、早めに休みに戻るため。キミは行動を開始した