容姿・経歴・その他メモ

色素の抜けた髪、極端に白い肌、虚な瞳をした無表情な少女。
FHの裏切り者の粛正を目的としたセル「ヘカトス」の構成員。
FHという檻からの脱獄者を必ず探し出し、徹底的に追い詰め、
執行人の前へと引きずり出す姿から獄卒(プリズナー)と呼ばれている。

彼女は自分のことをあまり多くを語りたがらず、寡黙な性格と思われている。
その理由は単純に特別な人間でない限りは他人から興味を示されないと認識しているため。
表情筋が死んでいることも彼女の性格を図り兼ねる理由の一つ。
しかしながら、食事をしているときの表情はよく見るとほんの少しだけ頬が紅潮していることが分かる。
また、クッキーとおむすびが大好物。クッキーを手に取るとリスみたいに食べる。
おむすびは米と塩だけで作るのも趣味ででかなりの腕前。
なお、彼女のおむすびにおにぎりと言うのは禁句。

オーヴァードとしてはそれなりの評価をされているが彼女自身は自分の力ではないと言い切る。
何故なら、彼女の能力は彼女に寄生しているレネゲイドビーイングの力そのもののためである。
能力を使用する際は彼女に寄生しているRBが活性化する薬剤を自身に打ち込み、
自らの手首をナイフで斬りつけ、そこからRBをあふれ出させて命令する。
常に手袋をしているのは傷を隠すため。（おむすびを握る時を除く）
あふれ出たRBは大量の蝶のような姿をしており、
その大群は想像以上の風を巻き起こし、意外にも器用な立ち回りを見せる。

着痩せするタイプであり、実はかなりのプロポーションを持っているが、
彼女の不気味さ、近寄りがたさからその事実を知る者は少ない。（本人含む）
彼女は現在帰るべき居場所を持たず、どうすればいいのか分からないため、
ヘカトスには成り行きで居続けている。だが、そんなやる気のない自分も
そのままにしておいてくれる構成員にはそれなりに感謝している。

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