容姿・経歴・その他メモ

白のメッシュが入っている黒髪がトレードマークの口が悪く喧嘩っ早い暗殺者の少年。

感情が昂ると白い仮面をつけた化け物に変貌してしまうことから周りからは仮面をつけた獣『マスカクティノス』と呼ばれている。

マスカクティノスとはギリシャ語で仮面の獣と言う意味

履歴

幼少の頃は貧乏ながらも幸せな家庭で育ち黑霧も今とは違って明るい性格の無垢な少年だった。
だが黑霧が7歳の時、車に轢かれそうになった黑霧を庇って母親が車に轢かれ亡くなってしまう。
父親は大好きだった母親が死んだ後仕事を辞め酒ばかり飲んでは母親が死んだのはお前のせいだと黑霧に八つ当たりをしていた。
そんな風に毎日毎日八つ当たりされていたからか黑霧の心も歪んでしまい、次第に父親を憎むようになってしまった。

ある日の朝、起きたら父親が家にいなかった。
お酒でも買いに行ったのかなと思いテレビを付けたら大量殺人で捕まったと報じられているのを聞いてしまう。
後日父親が薬物を大量に摂取していたことが発覚し、死刑宣告がされることに。
死刑宣告がされた裁判で父親は『母親がいない世界なんて生きていても楽しくない。死んで楽になりたかった。』と言っていたのだとか。
あんなに父親を憎んでいたが、その理由には少しだけ共感した。
黑霧も死んだ母親のことは大好きだったから。
けど犯罪を犯してまで死のうとした父親のことは哀れに思う。

その後黑霧は児童養護施設へと預けられるも施設の子供達に犯罪者の子供だからといじめられてしまう。
大好きな母親が死に父親が犯罪を犯したと言うストレスで押しつぶされそうだった黑霧は感情が爆発してしまいオーヴァードに覚醒し白い仮面を被った獣になり子供達を殺害してしまう。
そして殺害した後施設から出ていき太陽が当たらない暗がりで盗みを働きながらひっそりと暮らしていた

だが10歳の時、黒いフードを被った男に暗殺者の素質があるから俺の元で働かないか？と言われ行き場のなかった黑霧はその男の元で働くことになる。
よからぬ事を考えている国の上層部の人間を暗殺する暗殺者として。

そしてそこでバディとして出会ったのが桜木茉白。
桜木茉白は明るくて正義感が強くてとても暗殺者に向いてるとは思えない性格なんだが、仕事となると目付きが変わり黑霧よりもスムーズに暗殺をこなす。
何故暗殺者になったのか聞くと両親を殺したヤツを殺す為だとか。
黑霧は行き場所がなかったからここにいるのだが、茉白は違うようだ。
そして次第に黑霧の目標は茉白に追い付くことになった。
親がいないもの同士、最高のバディになっていたのだが、20歳の時に突如茉白が黑霧の目の前から消えてしまった。

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