アカデミアの中でも悪い意味で有名な不良生徒。
授業はろくに受けず寝てるか屋上でサボるかしている。
フィジカルは強いものの、能力の発現出来なかったデミオーヴァード。だが本人は全然気にしていない。
ガラが悪く周りからも警戒されやすい体質だが、義理人情に厚く、性根の曲がった奴を嫌う。
趣味は食事で好物はカレーパン。

「正義があるなら何で瑠璃は死んだんだ…」
父と母を目の前で殺され、妹もストーカーに絞殺された過去を持つ。ストーカーが警察関係者で、事件を有耶無耶にされたことにより警察、ないし正義という言葉を嫌う傾向がある。

覚醒したのは妹が殺された日。
一瞬にして膨れ上がった衝動により辺り一帯を破壊する程のエネルギーが放出。UGNが駆け付け、暴走した征爾を止めたものの、被害は甚大だった。
しかし目を覚ました征爾はエフェクトはおろか、ワーディングやリザレクトすら使えなかった。

自身に誰かを護る力が無いことを自覚し絶望、レネゲイド能力すらろくに引き出せない自分に憤りを感じている
此花を助けたのは妹の姿と重なってしまったが故
欲望は「力を得る事」力が無ければ誰も護れない。

入学したばかりの頃、2年の男子生徒数名が、中等部上がりで異性に人気だった此花に詰め寄っている現場を目撃。
此花を助ける為に男子生徒数名を喧嘩を始め、全員を保健室送りにした。結果、入学してすぐに出席停止になり、根も歯もない噂が蔓延。不良生徒として目をつけられることになる。
出席停止が終わり同じクラスの生徒から白い目で見られる中、此花だけが距離を詰めてきた。
友達になろうと言われたので断る理由もなく承諾。
御剣とも仲良くなれたようで、今は3人でよく連んでいる。

此花を助けたことで出席停止を受けていた時に出会った。
どうも此花に詰め寄っていた男子生徒数名が剣道部だったとか。
頭を深く下げ、陳謝する彼に律儀な良い奴だなと思った。御剣を気に入ったことで、連絡先を交換。出席停止で暇なのでご飯に誘ったり、暇潰しの遊びに付き合って貰う内に意気投合。学校でも気兼ねなく話せる数少ない友達になった。

〇「デミ・オーヴァード」
種別:その他
経験点:なし
・効果
キャンペーン:リバースに参加するキャラクターは必ずこのアイテムを取得しなければならない。
このアイテムを取得したキャラクターは、ワーディングとリザレクトを含めた全てのエフェクト・Dロイス(この効果で取得したアイテム・特殊効果)・ユニークアイテム(一部を除く)を使用できなくなる。イージーエフェクトはこの効果に含まれないが、イージーエフェクトによって他キャラクターを攻撃するような行動も不可能とする(そこまでの出力が出ない等)。
このアイテムを取得しているキャラクターは、登場する際の侵蝕率上昇を-1できる。この効果はスペリオルミックスと重複する。

・詳細
本作のPCは全て「デミ・オーヴァード」と呼ばれる存在になる。
すでに覚醒しているが、様々な事情でイージーエフェクト以外はろくに使えない…という中途半端なオーヴァード。それがデミ・オーヴァードだ。
純粋な人間ではない。しかしオーヴァードほど強力な存在ではない。そんな歪さは、君たちPCの生活に暗い影を落とすことになる。
反面、エフェクトが使えるほど強い侵蝕を受けていない影響か、日常生活内での侵蝕率の上昇も比較的穏やかであるという特徴も持つ。

〇「欲望の仮面」
種別:防具（特殊）
※この防具は「防具」「防具※」と同時に装備できる。
装甲値:0
行動値:0
ドッジ:0

・効果
このアイテムはオートアクションで装備/解除できる。
このアイテムを装備している間、取得したエフェクト・Dロイス(この効果で取得したアイテム・効果)・ユニークアイテム等を使用できるようになる。
このアイテムを取得しているキャラクターは、経験点を支払わずにアカデミア専用アイテムである「(S〜CⅡ)ランク:〇〇」を２つ取得できる。ただしランクの効果は仮面を装備中にしか得ることが出来ない。
このアイテムを装備している間、エフェクトを使用したメジャーアクションの判定ダイスを+2Dする。
このアイテムを装備した際に侵蝕率に＋1。装備した状態でのメジャーアクションの後、侵蝕率を＋1する。
このアイテムを装着している間、仮面をつけた人物=PCであるとバレることはない。
このアイテムは完全獣化中でも装備できる。

・詳細
しゃべる仮面・レイドから与えられる仮面。与えられた人物の望み・心象を元に形を変え、もっとも装着者に適した形態の仮面となる。
ディオゲネスクラブがテロ活動に使う仮面と同じく装着者を強く侵蝕する力を持つ。しかしレイドから適合者と呼ばれるPC達は、最初の装着時に苦痛を伴う侵蝕を受けるが、それを一度乗り越えればその後は自由に仮面の力を操ることが出来る。
今までアカデミアで猛威を振るっていた仮面は、一時的にジャームと同質の力を振るうことさえあった。しかしPC達が適合した仮面は侵食こそあるが制御可能であり、ジャームのような暴走をもたらすこともない。
しかしディオゲネスクラブの今までの活動により、現在のアカデミアでは仮面=危険な品というイメージが定着し、その装着者も危険人物という扱いをされてしまうだろう。もし仮面を装着状態で学園島にいる人間と接触した場合、敵対的態度を取られることは避けられない。