容姿・経歴・その他メモ

死は誰にでも訪れる。
そのタイミングを選ぶには、自ら命を断つしか無いだろう。
しかし、彼女はそれを望んでも、自ら死ぬことは出来なかった。

ああ、なんて不幸なんだろう。
これではこれからも、私の手で誰かに死が訪れてしまう。
でも、それが神が決めた運命なのであれば、私は従おう。
私の標的となった不幸な者に、望まれぬ葬送"アンラックギフト"をーーーーーーーーー


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ドイツ生まれの凄腕スナイパー。
元々はドイツ軍に所属する兵士であったが、戦闘中にジャームと接触し感染。
血の狙撃銃を生成できるようになった彼女は、窮屈な軍を無断で抜けてFHの軍門に降った。
彼女の標的になってしまった不幸な人間は、誰一人として生きて帰ることは出来なかったことから、
「望まれぬ葬送【アンラックギフト】」の異名で呼ばれ恐れられている。
自傷癖があり頻繁に手首をかき切ったりこめかみを銃でぶち抜いたりしている。
当然オーヴァードなので死ねない。どうやら自殺を楽しんでいるフシがあるようだ。

戦闘スタイルは血の狙撃銃を生成して対象を撃ち抜くシンプルな射撃型。
しかし彼女の特殊な血液から生成されるそれは通常のライフル以上の威力を誇る。

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FHセル名：Distel（ディステル）
ドイツを拠点としたFHセル。アンネリーゼがセルリーダーを務める。
拠点はオーヴァードの力によって巧妙に隠蔽されており、ドイツ軍の科学力を持ってしても所在が特定されていない。
主に退役軍人、脱兵者、元警官等で構成された武力部隊であり、破壊活動をメインとしている。
ドイツ以外にも日本、アメリカ、中国、イギリス、ロシアにも活動拠点を持ち、任務次第で各地を転々とする。
全員が旧ナチスドイツのような制服を着ているのが特徴。アンネリーゼ曰く「雰囲気が出る」らしい。

Distelはドイツ語で「アザミ」を意味する。
セルメンバーは全員、アザミの花言葉「独立」を理念にオーヴァードの力による支配を糧とした独立国家の建国を目指している。
もっとも、セルリーダーのアンネリーゼにとってはそんな物は士気を上げるだけの建前に過ぎない。
自分や他者に無差別な死をバラ撒ければ、それで「満足」なのだ。

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