ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

葉雫 カレン - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

理想亡き者ロスト・イデアル葉雫 カレンはしずく      

プレイヤー:照雨

――あんたに一体、何がわかるの?

年齢
23
性別
星座
双子座
身長
150cm
体重
40kg
血液型
A型
ワークス
FHエージェントC
カヴァー
情報屋
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ハヌマーン
オルクス
HP最大値
25
常備化ポイント
12
財産ポイント
0
行動値
+9=16
戦闘移動
21
全力移動
42

経験点

消費
+24
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 幸せなはずだったんだ。“あの日”までは。
安定した家庭
経験 絶対に、絶対に許さない。それは今でも変わってない。
被害者
欲望 何をしてでも、取り戻すから。――待ってて。
喪失
覚醒 侵蝕値 あたしだけが、あの地獄で“目を醒まして”しまった。
18
衝動 侵蝕値 この世界も、UGNも、FHだって、本当は全部大っ嫌いだ!!
憎悪 18
その他の修正4《先手必勝》取得による基本値増加
侵蝕率基本値40

能力値

肉体1 感覚2 精神3 社会3
シンドローム1+0 シンドローム1+1 シンドローム1+1 シンドローム1+2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC6 交渉
回避 知覚 意志1 調達3
知識:レネゲイド2 情報:FH2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 不死者 「亡くしたものを取り戻すまでは、死なないし、化け物にだって堕ちないから」
経験 犯人/-すべてを貫く刃“エッケザックス”- 二条 巧己 執着 憎悪 「殺した今だって許せない、許せるわけない、あんなやつ……!」
千眼 蛇桜 親近感 憐憫 「これからよろしく、ミイサク」(「人を信じられない、ね。――可哀想に」)
-魔羅“マーラ”- 魔宮 怜羅 信頼 不安 「これからも、よろしく。リーダー」(「――あんたまで、いなくならないでよね」)

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
先手必勝 3 常時 自動成功 自身 至近
自分の行動値+Lv*3
サイレンの魔女 5 メジャーアクション 〈RC〉 対決 シーン(選択) 視界 5
コンセ組み合わせ不可 攻撃力+Lv*3 装甲無視
雨粒の矢 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 シーン(選択) 視界 3
コンセ組み合わせ不可 攻撃力+Lv*2
鋼の顎 2 メジャーアクション 〈RC〉 対決 視界 3
同エンゲージ不可 攻撃力+7 装甲無視 シーンLv回
絡め取る大地 3 セットアッププロセス 自動成功 視界 1
ラウンド間 対象の行動値を-Lv*2する
奈落の法則 1 セットアッププロセス 自動成功 範囲 至近 4
ラウンド間 対象のC値を+1する シナリオLv回
軽功 1 メジャーアクション
すさまじく身軽。『パルクール』、ってやつ?
不可視の領域 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
最大1000㎡までの場所は隠せる。身を隠すのに便利。

コンボ

不落の地策無様に這ってな

組み合わせ
《絡め取る大地》《奈落の法則》
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
範囲
射程
至近
侵蝕値
5
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

ラウンド間 対象のC値を+1、行動値を-6する シナリオ1回(100%越えでシナリオ2回、行動値を-8する)

悲嘆の豪雨止まない雨を知れ

組み合わせ
《サイレンの魔女》《雨粒の矢》《鋼の顎》
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
シーン(選択)
射程
視界
侵蝕値
11
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
3
6
24
100%以上
3
6
29

同エンゲージ不可 コンセ組み合わせ不可 装甲無視 シーン2回

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 その他 意志判定達成値+1 従兄弟たちの写真がいれられた写真立て。肌身離さず持っている。
エフェクトバースト 10 その他 RC攻撃の命中判定直前に使用 ダメージ+精神 効果使用ごとに侵蝕値+3 1シーン1回

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 15 139 0 0 154 0/154
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

一人称:あたし
二人称:あんた
ライムグリーンの髪にアンバーの瞳。足の早さでは誰にも負けない。
基本的には『ツン』10割増しな性格。セルの仲間たちは自分の過去をあまり詮索しないので、なんだかんだ気にかけてはいる。
情は深いが基本的には表に出さない。たまに窮地に陥ると出てくるかもしれない。
犬が好き。甘いものも好き。
色々あってUGNが大×∞嫌い。FHも嫌いだけどだからといってUGNには死んでも入りたくない。
たまに写真立てを出しては眺めている。そこに写った人を覗き込もうとすると速攻で逃げる。

UGNのエージェントを一人、訳あって殺している。
そのエージェントはカレンと同い年だったというが、全く気にしていないどころかむしろ憎しみが増しているとか。

コードネームは自分でつけた。『理想を喪失した者』であり『理想郷(幸福な家庭環境)を亡くした者』。故に『理想亡き者』。イデアルはフランス語の読みだが深く気にしてはいけない。語呂優先なので。

ざっくり要約すると『平和に暮らしてたのにUGNとFHの(シナリオ一本クラスな)闘争に巻き込まれ兄弟同然に育った従兄弟たちを亡くし一人だけ覚醒生還した復讐者にして逃亡者』。コンバート元CoCシナリオである『NOBODY*2』では『追跡する探索者』であったのに、逃げ隠れる側になるという皮肉……(当該シナリオのネタバレは一切ございませんのでご安心ください。当CSに記載されている事項はシナリオの展開、秘匿HOの内容に抵触しないよう配慮の上記載しています)。

イメソン:悪夢/キタニタツヤ
「……止まない雨などない?はっ、そんなの嘘っぱちだ」

「だってずっと、あたしの心の雨は止まない」

PC2
ロイス:-ベビーブルーアイズ-東雲 葵
推奨感情 P:憧憬/N:脅威
ワークス:FHエージェント カヴァー:指定なし

あなたはPC③がリーダーを務めるFHセルのエージェントだ。
元々一般人だったあなたは、ある日オーヴァードの能力に目覚めた。
しばらくはフリーのオーヴァードとして過ごしていたが、身体の内側で騒ぐレネゲイドの力を持て余すあまり能力を使用した犯罪や非行に手を出してしまった過去を持つ。
それがUGNに捕捉されてしまい、追われるままに各地を転々とした末に柚多木市へ辿り着き、PC③と出会ったことでセルの一員に加わった。
規模は小さいが、それ故にUGNの監視に引っかからないこのセルは、逃亡生活を続けてきたあなたにとって存外居心地のよい場所であった。

強いて言えば、もう一人くらい頼りになるメンバーが欲しいくらいだろうか。
そんなあなたはある日の任務帰り、街中で”シナリオロイスに選択したNPC(-ベビーブルーアイズ-東雲 葵)”と偶然の再会を果たす。

彼女は高校時代までを共に過ごした幼馴染だ。
高校時代、同時期にレネゲイド能力へ覚醒したあなたと彼女はお互いがオーヴァードであることを知っている。
一足先にUGNにスカウトされた彼女は、高校卒業時にあなたをUGNへ勧誘するがあなたはそれを断った。
その出来事がきっかけとなり、以降彼女とは疎遠になってしまっていた。
UGNエージェントである彼女に、現在のあなたの裏の顔を知られるわけにはいかない。
あなたがFHであることを知ってしまえば、きっと彼女はあなたの居場所を脅かす存在となってしまうからだ。

◆◇◆

(細かく読まなくても大丈夫な過去)
父の兄弟が多く従兄弟が四人いた。皆年が近かったために、カレンとは兄弟同然に育ってきた。
シナリオ開始の六年前。六月二日の誕生日、従兄弟たちが、彼女を祝うためにサプライズで家を訪ねてくる。

その日は彼女にとって『一生忘れられない日』になった。

理由は簡単だ。せっかくの祝いにと外食を両親から提案され、訪れたショッピングモールで起きた悲劇が彼女の人生を決定的に変えてしまったからである。

食事前に少し遊ぼう、と当時17歳の従兄弟に言われ、ゲームセンターで遊んでいたとき。突如乱入した、FHのジャームが暴れ始め、ワーディングにより人々は気絶。
幸か、不幸か。AWFを無自覚に保有していたカレンと彼女の従兄弟たちは、気を失い無力化されていく人々の様子に混乱しながらもその場から脱出を図る。

「ちょっと無理させるかもだけど。あたしの手、絶対離さないでね」

足の早さが自慢だったカレンを先頭に、五人で手を繋ぎあい全力で走った。
時に物陰に隠れ、時に走り。そうして、あと少しで出口にたどり着くと思ったその矢先。

一階で交戦していたUGNとFHのエージェントたちに遭遇。そして、暴走していたUGN側エージェントの攻撃がかわされてしまったことで、従兄弟たちもろとも死亡してしまったのである。

それまでならまだ、悲劇で済んだ。哀れな青少年たちの最期では、終わらなかったのだ。

――覚醒してしまったのである。カレンだけが、オーヴァードとして。

目を“醒ました”彼女の前に広がるのは、無惨に、切り刻まれるように、変わり果てた姿となった従兄弟たちの血肉の海。
呆然と、彼女は呟く。

「……どうして?」

どうして、自分だけ。
どうして、こんなことに。

無数の疑問符が頭を埋め尽くす。しかし、彼女の小さな身の内で疼く衝動は告げていた。

『目の前のを殺せ』
殺さなければ、自分が殺されるぞ

――理解が追い付いたその直後、轟いたのは悲鳴と、それに伴い起きた衝撃波。
それが契機となり、UGN側に多少不利だった形勢は逆転。
戦闘終了後に保護され、適切なケアと診察および発現シンドロームの診断を受け、解放される。
両親たちは幸運にも助かっていたため、帰宅したカレンを泣きながら抱き締めたという。

それからというもの、消えない、癒えない傷が彼女の心に刻まれた。
そしてその傷が、彼女の性格さえ変えていってしまう。

人懐こく、リーダーシップがあり、いつも皆の輪の中心にいた彼女は、他者とふれ合うことをやめていった。
喪失への恐怖。喪う痛みはじくじくと、青い精神を蝕み続けた。

そんなあるとき。ちょうど半年過ぎた頃の話だ。
先にUGNのスカウトに応じエージェントとして属していた葵に誘われ、支部で行われているという年末の表彰式に出る。
そこで、一人の少年が壇上に上がっていた。

カレンの頭は真っ白になった。

こともあろうに、ただ『暴走していただけ』だという、それだけの理由で。
『暴走が解除された後にもっとも功績をあげた』ということで、表彰されていたのである。
他ならぬ、従兄弟を殺した一撃を放った、その男が。

――ふざけるな」

気づけばそんな言葉が、口をついて出ていた。
ふざけるな。ふざけるな、ふざけるな!
無辜の市民を四人も殺しておきながら、何故称賛を受けてヘラヘラ笑っていられるのか!

「人殺しが、あたしの家族を殺したおまえが、平然と笑ってるとか冗談じゃない!」

場を凍らせていようと構うものか。
たまたま暴走してしまったから?
敵が攻撃を避けてしまったから?
そもそも自分達があの場にいてしまったから?
そんなの関係ない。免罪符などひとつも有りはしない。
事実は事実。重く受け止められるべき事態だ。
だと、いうのに。

たまらずカレンは支部を後にした。
どうしようもない沈黙ばかりを残して。

そのエージェントは、カレンが通う高校の同級生でもあった。クラスこそ違うが、そこそこ名の知れた生徒だ。
葵に対しては苛烈な反応を見せなかったが、その男に対しては顔を合わせる度に射殺しそうな目を向けた。覚えがないのだと言う、その口ぶりさえ怒りの火を煽る。

度々あった勧誘はすべて断った。あの男と同じところになど、たとえ死んだって入りたくない。
代わりにあったのは復讐の念。
轟々と、彼女の心のうちには雨が降り続けていた。

雨降らしレインメーカー』。
これがフリーのオーヴァード時代に名乗っていたコードネームだったが、それは仮のものでしかなかった。
本来の名はもう決めていた。冷たい雨の降る、6月末に。

――季節は巡る。一年が経ち、18歳も終わり間近の春。
高校卒業の日。
葵に最後の勧誘を受けた、そのとき。
カレンは答えた。

「心配してくれてたんでしょ?ありがとね」
「でもごめん。無理なものは無理」
「だって、絶対あたしは向いてないし」

セイギのミカタ、かっこいいじゃん。頑張んな」

それから彼女と連絡を取り合うのはやめた。
不利なことになるとわかっていたからだ。

その後。身支度を整え、両親には独り暮らしをすると嘘をついて家を出た。
黄色のレインコートを羽織って。

そうして。
「今晩は。最悪な夜だね」
浮かれ気分の同級生にして、憎き仇を。

夜から降りだしていた雨に乗じて、二度と立ち上がれなくなるまで貫き。
呼ばれた救援が辿り着いたと同時に、トドメを刺して殺したのだった。

「忘れるな」
『おまえたちが殺した人を』
「忘れるな」
『おまえたちが残した痛みを』
「忘れるな」
『おまえたちが犠牲にしたものを』

「絶対に、死の間際にさえ忘れるな」
――もしも忘れたならば、地獄の底で思い知らせよう。
あの日味わった痛みのすべてを。
「あたしは理想を喪ったもの」
理想郷しあわせな日常を喪ったもの」
雨降らしレインメーカーなど偽りの名。

我こそは理想亡き者ロスト・イデアル
「喪ったものを取り戻すためなら、」

世界だって壊してやる。

◇◆◇
その後、イージーエフェクトである『軽功』と『不可視の領域』を駆使して逃走を果たしたのち、数年間各地を転々とするなかでPC③である『魔宮怜羅』に遭遇、セル入りすることになる。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
1 2022/1/3 グリマイ:作成 20+4 ヒビタロ
2 2022/1/3 GREED IN MY HEART 30 ヒビタロ Amkr照雨済月

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