容姿・経歴・その他メモ

髪

黒髪天パ気味

瞳

灰色

肌

普通

履歴

「運命からは絶対に逃れられない。でも運命への向き合い方は変えられる」
「眠い……お菓子食べたい。なんか無い？」
「いくらウチの異能者の伝統とはいえ……デスサイズは目立つッスよね〜」
「文字通り〝時間斬れ〟だ。お前の時間はもう残されていない」

古くから未来視を行う異能者、オーヴァードを輩出していた宗家、刻ノ宮家で育てられた少年。
元々は分家の生まれなのだが、生まれつき覚醒状態にあった為親元を引き離され、本家でひたすら未来視を教えられてきた
彼の目はただ見るだけではなく、ほんの少しではあるが見た運命に直接干渉できるという異常性がある。それ故に自由を奪われ、ひたすら能力を行使するだけの道具となっていた

ある時、自分を産んだ母が凄惨な死を遂げるという未来を見てしまう。
彼は己が全てを以ってその未来を変え、命を救った。
……しかし、その結果数十人の運命を歪ませ、死なせてしまう。
その結果母は心を病み、発狂の末自殺を試み植物状態に。
彼は己が選択を悔やみ、自ら右眼を抉り取った。

そして家を自ら去り、放浪していた時にとある占い師に拾われ、人としての生き方を教えられつつ今に至る
UGN支部長として協力するのも能力を他者の為に使うという選択の表れである


支部長として就任してからと言うもの、その能力は範囲、時間共にどんどん出力を増しており、重要度の高い未来はその分岐先まで垣間見えるようになった。
さらに見た未来は彼の視界にストックされる為、より最善の未来へ近づける事も可能に
この進化により、推定〝時使い〟と予想された能力はUGNにとっても重要な〝異能〟となり、霧谷の密命を受けては時折暗躍する役どころとなった
彼の異能については上層部にのみ知らされ、普段は〝数秒から数時間の未来を少しだけ見る事ができる目〟と偽装されたデータとなっている
しかし、代償としてかつてできた能力のオンオフは失われ、彼の人生は未来の選別という途方もなく思い責務に囚われる事となった。しかし彼はのらりくらりと笑って誤魔化すだろう
「なるようになるしそうなるようにするのが役目ッスから」

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