パーソナリティ

市立雛月高校2年生。成績は上の下、容姿はクラスで3番目に可愛いと言われ、特に問題ない行動も起こさない優等生だが、実家がヤの付く自由業な為、周囲からは腫れ物のような扱いを受けている。
本人もそれは自覚しており、極力周囲との軋轢を生まないように学校にいる間は品行方正な優等生という猫を被っている。
本来の性格は、敵対者に対しては一切の情け容赦の無い烈火のように苛烈な部分がある反面、頼られると断り切れないお人好しな部分がある。また学生と管理者の二足のわらじをこなしつつ、それを理由にどちらかが疎かにならないように努力を続ける努力家でもある。
血縁者が全員亡くなっている事から『人はいつ死ぬか分からない。だから、1秒先で死んでいるとしても今を全力で生きる』という覚悟と共に前に進む女傑。

略歴

雛月市を陰ながら守護してきた白蓮家に生まれるが、家督と管理の役目は年の離れた兄が継ぐ事が決まっていた為、ごく普通の一般家庭のの娘として育てられる。とはいえ、白夜自身にも力の一端が発現していた事もあり、人前で力を暴発させない程度には制御出来るように最低限の訓練は行なっていた。しかし、中学校を卒業した頃に兄と父親が怪異との戦闘で死亡し、母親はその事が原因で心労から精神を病んで、後に自殺してしまった事で後継者のお鉢が回ってきてしまった。
更には、元々高齢であった前当主の祖父が病でぽっくり逝ってしまった事で若干16歳にして当主の座に座る事になった。そんな経緯から急ごしらえの訓練しか出来ておらず、純粋な火力の面でいうと今までの管理者よりも低い。ただ、後述の特異能力によって戦闘力自体は遜色しないものとなっている。

能力

基本能力

本格的な能力訓練を始めてまだ1年半程度しか経っていない事もあり、大雑把な能力制御しか出来ない半人前。
それ故に能力を使った結果は大体大味なものになる。例えば能力を使用した攻撃をすると大砲の砲弾が着弾したかのようになる。

特異能力『変転魔法』

白夜の特異能力。祖父が言うには起こった事象に干渉し、過去か未来に結果を押し付け、干渉した事象を自分の望んだ方に変転させる規格外の能力。

変転魔法Ⅰ

過去か未来に不幸な結果を押し付け、現在に幸運を持ってくる能力。

変転魔法Ⅱ

変転魔法Ⅰで押し付けた不幸な結果を相手にぶつけ、過去か未来に幸運を飛ばす能力。

その他

白蓮組

白夜が組長を勤めているヤの付く自由業。
元々は白蓮家が指揮する雛月市を守る魔術師(越えたもの)達が集まる自警団だったが、近代化による街の発展や治安の悪化、教会の介入等によって魔術の隠蔽が難しくなったことや怪異ではない普通の犯罪者からの自衛や人払いを行いやすくするために初代組長となった白蓮宗一郎氏によって発足した組。
その実態は今でも変化しておらず、実際には犯罪行為らしい犯罪は行っていないあくまでも見せ掛けの組。
所属している人達が形から入るタイプだったので、見た目はとても強面。
白夜の常に努力し続ける姿勢を見て、既に組長として認めており、『お嬢』か『姐さん』と呼んでいる。

魔術

レネゲイドを用いた能力を白夜達はそう呼んでおり、越えたものの事を魔術師と呼んできた。また一部の規格外の能力の事は魔術を越えた魔法とし、その能力を持つ者を魔法使いと呼んだ。白夜も魔法使いとして白蓮組の人達からは扱われている。

怪異へのスタンス

穏健派と言われている。人に害をなす怪異には容赦しないが、無害な怪異に対しては過度な干渉をしない。また人間に対して、友好的な怪異とは協力関係を築いたり保護したりもする為、教会との折り合いはあまり良くない。

セッション履歴