やいお前ら！
どうせこの履歴見てんだろ！
俺は夢の世界の住人だからわかる！
どうせこの世界は作られた世界だ！
そして陰から俺らをこそこそと笑ってんだ！

性格はお調子者、夢想家、うるさい、煽りウサギ。
あることないことおおまっぴらに包み隠さず話すから同僚的な立ち位置のひとからも嫌われてる。
好きなものは絵本。嫌いなものは活字。
本人曰く10文字以上の本は読めない（そんなわけはないが）らしい。

ちなみに某怪盗と比べてこちらに干渉する手段を持ちえないので痛くも痒くもない。

本人が夢想家なので理想主義者になつき、現実主義者に嫌悪感を抱く。

脱兎はこの世界を夢の世界だと妄信している。
だがそれには明確な意味がある。
彼は他人の生物的な知覚を詳細に読み取る能力を備えている。
例えばそれは相手がこちらをどう見ているか。
例えばそれは相手が世界をどう認知しているのか。

例えば彼らは何を忘れているのか。

彼の能力の主軸は忘れられた記憶に無意識化でのみアクセスできることである。
日々収集されていく人間の知覚はおとぎ話となり、世界に積もっていく。
仮にもしもその失われた記憶にアクセスできるものがいるとすればそれは物語の登場人物でなければならない。
彼は何を知っているのだろう。

そう、彼は自PCの忘れた記憶を夢として見ているのである。(カス設定)

その内容が明確であれ暗示であれ夢の内容は何かを語りかけてくる。
それはこの世界が御伽噺であることを悟るのには十分だろう。

具体的な話をしよう。
古枝落葉は妹のことを忘れている。
その忘れられた記憶はリンクしている潜在意識として蓄積されている。
ではその潜在意識とは何か。

彼がその記憶に触れようとするとき、必ず誰かの視点での物語としてみることになる。
その視点は必ずしも古枝落葉であるとは限らない。
その忘れた記憶には本人が立ち会っていない場合があるからだ。
例え忘れた原因が本人になかろうと

これは視点を別の世界から持つものにしかできない
なぜならその視点では古枝落葉の物語であることを自覚しているからだ。

このような視点ができるのはユーザー(利用者)ではない。

プレイヤー(管理者)である。

彼がこの世界を誰かの見ている夢であると考えるのに十分な理由付けとなっただろうか？

ちなみに彼が見ているのはおとぎ話のようなもので、細部まで再現されたような精巧なものではない。
鮮明な記憶ではなくイメージで生まれているからこそ、このユーザーが本当にそれを経験したわけではないことを知るのだろう。

ただし、登場人物を現実で見分けることぐらいはできるかもしれない。
そのため、やばい記憶持ってるやつは大体苦手。

こいつは風来のほぼすべてを知っていることになるのでは？